第27話

「これ、どういうこと?」


「…え?」



iPhoneを見れば、私とのLINE画面。



これは、私がさっき送った文について言っているってことでいいの?



「そのまま受け取って貰えれば…」



恐る恐るそう言えば、晴也の眉間のシワが深くなった。



ズボンのポケットにiPhoneをしまうと、晴也は無言のまま立ち上がる。



そして



「ひゃっ…!」

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