第14話

目を覚ましたら私はまた絶望するのに。



ユラユラと揺れる視界で目を覚まして、御影くんに犯され続けていた現実を知るのに。



意識を飛ばす前に御影くんの唇の動きを読み取っていれば、期待なんてしなかったのにね。






「お前が意識飛をばしても、犯し続けてやるよ」






私はもう、彼から逃げられないのに。

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