第5話 身体の幼児化が止まらないオムツ奴隷の僕 5

僕が毎日がオムツを着けて生活するようになって一年が経った。毎日の様にママのオッパイを吸って生活していると身体が自然に幼児化していくようになった。昼間は働いているので大人の食生活をしていているが、家ではママのオッパイと離乳食の生活だ。そのため身体を維持できなくなって退化が始まり、どんどん幼児化が進んでいった。


しかも、排泄は自分の意志と関係なく、自然にお漏らしをしてしまう身体になってしまい、気が付くとお漏らしをしてオムツを濡らしているようになった。しかも、オムツが濡れてくるとお尻が気持ち悪いので自然に涙が出て啼き声を出してママを呼んでしまうようのだ。もう、排泄のコントロールが出来ない本当に赤ちゃんの身体になってしまったのだ。


夜は布オムツをママに着けてもらい、可愛いオムツカバーをつけて寝るのが習慣になり、ママのオッパイを飲みながら眠りに着く毎日だ。そして、朝気が付くとオムツはぐっしょりで、必ずおねしょをするようになった。ママにお尻を拭いてもらい、お尻にはベビーパウダーを着けられてオムツを替えてもらうのが嬉しくてニコニコしてしまうのだ。


身体の幼児化が進むにつれて脳の働きも弱まっていき、仕事にも支障をきたすようになってしまった。仕事でのミスが多くなり、失敗するたびに子供の様に涙が止まらなくなる。更に仕事中にお漏らしをしてしまい、トイレに駆け込む頻度も高くなってしまったのだ。そのため、在宅勤務の時間が多くなり、家で赤ちゃんの格好をして仕事をする機会が多くなった。ただ、仕事の能率は極端に悪くなり、続けるのが段々困難になってきたのだ。


ただし、ママが働いているので生活は維持できる。でも、次第に僕は本当の赤ちゃんになってしまうのではないか? と心配になって来た。でも、そんな気持ちも次第に薄れていき、最後は生れたばかりの赤ちゃんの様に何もできない姿になってしまっても構わないと思うようになっていった。


僕にとってそれは望んでいたことであり、オムツを着けて生活するようになった時から本当の赤ちゃんになりたかったのだ。そして、赤ちゃんの身体に戻ってしまった僕は家から出られなくなり、会社勤めも困難で、ついに辞めることになってしまった。


ただ、不思議なことに僕は一時的に生まれたばかりの赤ちゃんに戻り、排泄は勿論、喋ることもさえ出来なくなったが、次第にまた成長を始めたのだ。全くのゼロから始まった成長は、次第に言葉をしゃべれるようになり、しばらくするとハイハイた立ち上がってよちよち歩けるようになった。


一時はママのオッパイしか飲めなかった身体も自然に離乳食が食べられるようになり、おしっこやウンチをママに教えることが出来るようになって、オマルに排泄する習慣が身についてきた。でも、まだ夜はオムツをしなければ、おねしょをしてしまうので、布オムツは手放せなかった。そして、頭も以前の記憶が蘇り、段々大人の生活が出来るようになるまで回復していった。


嬉しい反面、僕にはどうしても手放すことが出来ないのがオムツの生活とママのオッパイだ。それが無くては彼女との生活が崩れてしまう。ただ、幼児化してしまったことも、また成長を始めたことも僕の意志で制御することは出来ない。だからまた、幼児化が始まり赤ちゃんに戻ってしまうかもしれないのだ。


ママは、僕がやっと一人でおしっこが出来るようになったある日、「ぼくちゃんは、また大人の様にお仕事が出来るようになるかしら? でも、私は赤ちゃんになったあなたを育てるのがとても楽しかったわ。おっぱいを飲ませて、オムツ替えをして、そして大きなオムツを洗濯して干すのもちっとも苦ではなかったの。私はいつまでもあなたが赤ちゃんのままでいて欲しいけれど、成長と幼児化が繰り返すと私はどんどん年をとってしまうわ。そしてオッパイも出なくなってしまうかもしれない。その時はどうしようかとても不安なの」と言った。


僕はこの先、自分がどうなってしまうか分らない。ただ、もう一度オムツを着けた最初の頃に戻りたいと思っている。大人の赤ちゃんとしてママ二人で暮らしていたころがとても楽しく、とても幸せだった。でも、僕たちはまたあの頃に戻れるのだろうか? 

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