第8話 カイロスの星
「
星羅は震える手で宙太の腕を掴み、全身の力を振り絞って引き上げた。荒れ狂う地面の振動に足元が揺らぎ、何度も倒れそうになりながらも、決して手を離さなかった。
「大丈夫!息をしてる…!」
呪文で宙太の額の血を止め、名前を呼び続ける星羅に、宙太は微かに瞼を動かし、かすれた声を漏らす。
「姉さんは…どこ…?」
星羅は周囲を見渡すが、
「宙太、星恋さんは、まだどこかに…」
その時、再び地響きが鳴り響いた。祠を中心に大地の隆起が激しさを増し、森全体が不気味な音を立て始めた。星羅は混乱し、ただ呆然とその光景を見守る。
その時、祖母の
「
光がわずかに収束し、星詠は静かに語りかける。
「宙太は助かった。私は村人たちの救出に向かう。そなたたちとは、ここで別れよう。」
星羅は胸を痛めながらも、
「どうして…どうして、こんなことに…!私だってニウエの村を守りたい!!」
星詠は厳しく言った。
「ダメじゃ、今は
宙太は握りしめた水晶を見つめながら、決意を固める。
「僕は、祠の力に触れて
宙太は立ち上がり、拳を握り締め、決意を込めて続けた。
「この世界のどこかにいる“
*****************
※注釈
1,仮死光線(
2.
3,星弥呼(
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