一日二回は聞いてない!

お餅。

第1話 欲求不満な僕

はあ、今日もいけなかった。


僕は思わず呟いていた。

社会人2年目、そろそろ仕事の方もバタバタしていたのがおさまってきて、僕は今こうして、アパートで一人、自慰に励んでいた。

励んでいた、んだけど。

うまく、いかない。僕の陰茎は今も、どんなものをおかずにしてもだらりと垂れ下がっている。どうしてだろう、どうして、うまくいかないんだろう。動画で見たようにしごいてみても、力一杯動かしてみても、痛いだけで終わってしまう。

「あああ、買い物でも行くか」

あくびをして、僕は買い物カゴを腕に下げた。その時スマホにメッセージが来ていたことにも、気づかなかった。

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