詩（散文詩を含む）

藍香

『Eternal truth（エターナル・トゥルース）』

①

三日ぶりの青空

窓ガラスにひとすじ涙雨のdrawing

昨日までの気だるさがほんの少し和らいで

チュールみたいな綿雲を欠片（かけら）ごと消していく

むき出しの青空輝きながら呟く

eternal 　こんなふうにひとつずつ忘れていいんだよ何もかも

きっと青く澄んだ君自身が生まれてくるよ永遠（とわ）に

②

いつも傍に居てくれるやわらかい温もり私だけのtruth

貴方の声が明るかったのは真実を知ったからなのね

苦しみ抜いて選んだ道も許して下さる大きな愛

私を見守る木洩れ日のような貴方

eternal 　そんな日が来るのなら大切にできる今の時を

いつか幸せ知った私を連れて行ってね永遠（とわ）へ

③

小さくて頼り無い私

本当の私を封じ込めたdelicate box

箱は脆く壊れやすいけれどいつも支える本当の私

力強い貴方の声総てを知ってる大きな愛

誰かに傷つけられて苦しみながら思う

eternal 誰かをもっと深く傷つけているかもしれないと

それを分かり合う【言葉】なのにね

必ず愛せる何もかも永遠（とわ）に

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