第9話・総合病院検査前の母は腹ペコ

 2024年10月30日


 昨夜から本日の総合病院での検査に向かう事に関して母の関心はご飯の話のみとなっております。


 一気に不穏などの症状が出て来ましたが、全て朝ご飯が食べれないとお腹が空くといった内容でした。


 深夜1時辺りから総合病院に関する話をおかしな方向で解釈し始め騒ぎます。


 そして便オムツ交換です。


 パット4回分600CCを超える尿を出すには女性だと膀胱が溜まりきるまで300CCですから2回フルで溜まった状態です。


 そして、便オムツは当人には非常に不快な状況なので不穏が大きくなります。


 逆に言えば便オムツ交換が早ければ不穏が少なくなって寝れると言う事になります。


 うちの母の場合は尻の穴周りの汚れ落としを異常に嫌がりますので完全には汚れが落ちません。


 霧吹きでウォシュレット代わりにするのですが、どうしても冷たく成りがちです。


 陰部洗浄ならば温かいお湯で洗浄出来るので良いのですが、便失禁で硬縮あり、片麻痺等が重なると上手く処理が出来ません。


 この辺りは尿失禁をした際に便失禁をある程度は流れるので仕方ないと思って介護しています。


 そして現在3時過ぎ、母の不穏やせん妄は収まり熟睡しています。


 朝4時半、母は腹ペコ状態ですが本日は検査の為、朝の食事は抜きです。


 それと、尿失禁の後でパットだけ交換する場合の注意点が一つ有り、紙オムツとパットの境目から尿が紙オムツに移ってしまうので、数回に一度は確認が必要です。


 この場合には、服の上から背中の匂いを嗅いで尿臭がしたら交換しましょう。


 まだ服までは尿汚染されてないうちが安全です。


 そして、朝6時半に医師が往診に来ました。


 また今度、貧血の検査をする感じになるようです。


 その後は再び不穏状態となり、姉を呼びますが、姉は当然うちには居ないので更に不穏状態になります。


 朝ご飯を食べずに総合病院へ、職員さんの対応は非常に良く、ストレッチャーを直ぐに用意して対応して下さいました。


 しかし、障害等級は変わらず、要介護5で全て補完出来るので身体障害は上がらないそうです。


 まあ、片麻痺、両肩硬縮、腰部滑り症なんて年寄りならば誰でもなるから要介護5で我慢しろって事ですね。


 ◯障が有るので医療費が0ですから、それ以上は望むなって事です。


 腹ペコ母も腰痛や身体の硬縮に耐えられずダウンしてベットで寝てしまいました。


 その後、10分で腹ペコ状態となり、遅めの朝ご飯はチャーシュー麺となります。


お昼ご飯

チャーシュー麺


 その後、またまたお寿司を頼まれて回るお寿司屋さんでお寿司を購入して帰って来たら、母が右のお腹が痛いって言っている。


 とりあえず、便オムツの交換と霧吹き洗浄に全更衣してから、もう一回聞きますが昨日から痛かったそうで、それなら朝の往診の時に医師に言って欲しかったです。


 もしくは総合病院でも良かったんだけどね。


 その後もお腹痛いと足の爪先が痛いってなったのでお腹にはロキソニン湿布、足にはゲンタシンを塗って対応。


 不穏が激しいので精神科の先生に連絡したら最短で11月21日になるとの事、精神科の先生は忙しいですから往診して貰えるだけで有り難いです。


 ちなみに軽自動車に全介助の母を乗せる際はかなりの力技となります。何時もの移乗+上に上げる為に若干下の部分を持たないといけません。下ろす際も危険なので二人以上推奨ですね。


 本日の便はちょっと軟便って事は消化不良気味って事なので生のお寿司はどうするか微妙です。


 結局、本日のお昼ご飯はだいぶ遅くて夕方4時となりました。


4時のお昼ご飯

牛肉しぐれ煮

レバーペースト

お粥


 その後も痛みが強いのか、不穏症状が出まくりでした。


 何時もは食事をすると寝ちゃうんですが今回は眠りが浅いようです。


 明日の朝ご飯はまたまたラーメンを催促されましたので卵餡掛けえのきホウレンソウラーメンにします。


 

 



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