お婆ちゃんの介護日記

白熊堂

第1話・お婆ちゃんの帰還

 2024年10月22日、本日の昼頃にお婆ちゃんを車に乗せて帰宅、帰宅時の注意点は意外なほど荷物が多かった事。


 全介助の母を軽自動車に乗せるには車椅子の高さよりもシートが高いので2人の人間が必要だけど、降ろすのは一人でも可能。


 家の玄関の段差を車椅子で昇る際には、かなり注意が必要だったりする。


 今まで歯が無いので流動食だったので、帰り道で焼きそばや芋粥に梅干しをやたら欲しがるので様子を見ながら購入したり作ったりして口に運ぶ。


3時のおやつ?

焼きそば一人前・芋粥200グラム・梅干し

鉄分&カルシウム低脂肪ミルク100CC


 あんまり食べさせると血圧が急上昇したり乱高下したりするので様子を見るけど、やはり食への執着は強い。


 姉も来るが騒いでるので約に立ってるかはビミョー。


 母の顔色は良いけど、お腹空いてると言い続けるので付きっきりで声掛けをする。


 おしっこを漏らしたからオムツを変えて欲しいと言うんだけど尿臭なし、パットは綺麗な感じなのでオムツそのままでパットだけ交換、注意点は肩が固まっていて身体を左右に動かすと痛がるので、そこで手を止めると更に痛い目にあう事を言い聞かせながら横に向いて貰う。


 鬼手仏心、この言葉を良く教えられたのを思い出す。


 今の病院の看護士さん達にはお礼しかない。


 ちな、便が出た場合は先にオムツの下に動物用の極大シートを敷いてから介助すると洗浄時に楽。


 ずーっとベッドサイドでお喋りしつつ、母のお腹が空くと頭が痛くなるっぽい。


 ずーっと喋りっぱなしだけど久しぶりなので面白い。


 お腹空いたら死にたくなる位って言われたら、ちょっと悲しい。


 右脳の下半分が壊死しちゃってるので色々と同じ話を繰り返す。


 お腹空いたは要介護5だと当たり前だったりするので介護経験無い人はスルースキルも必要かもしれない。


 私はスルー出来ないので付きっきりである。


 私は介護施設とかで介護経験有りなので母が眠るまでひたすら横でコレを書いてる。


 そして夜食

 卵餡掛けうどん半人前


 うーん、良く食べるな?あんまり食べさせても危ないので明日の朝まで夜勤か、朝の6時に医師の訪問ってどうなんだろうか?


 医師の皆さんもお疲れ様です。


 

 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る