第7話
昼休みになり食堂へ向かう。
その道中に、見慣れない顔に何度か
「不破さん、こんにちは。」
「不破さん、お加減はいかがですか。」
なんて声をかけられたけど
「本当に凛が知らない人たちよ。
少しでも顔を覚えてもらおうとしてるのよ。
気にしなくて大丈夫。」
と愛菜が教えてくれた。
食堂というよりカフェテリアのようなそこは生徒で賑わっていた。
裕福な家庭が多いこの学園では、食堂のメニューも充実しているし、事前に申し込んでいればどのメニューも定額で食べれるようになっている。
5人の中では夏樹以外だいたいみんな買っているらしい。
私もこれからお弁当作ってこようかな
そんなことを考えたけど、ふわりの印象とかけ離れてる気がして頭からかき消した。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます