第12話
先輩への想いは意外にも、きっぱりと断ち切れた。
だけど、真紀子に対してのモヤモヤは抱えたまま入学を迎えた。
初めのうちは、ここで高校生活楽しもうと思った。
だけど、部活もできず勉強三昧、恋愛に懲りてしまった私は何一つ熱中することなくここまできてしまった。
さらに言うと、このエリートクラスには同じ中学の友達はいなくて。
一流大学を目指すためにここに来たというクラスメイトばかりで息苦しくて、上手くクラスに馴染めなかった。
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