第10話
そんなことを思ったて結局は眠れなくて朝が来た。
入試会場にはいつもと変わらない真紀子がいて
「紗雪大丈夫?ひどいクマ。」
なんて言ってくる。
真紀子の鞄のキーホルダーが目につく。
どんな気持ちで言ってるのか考えれば考えるほど負のスパイラルに陥るだけ。
「なんかちょっと気分が悪くて。」
そんな返事をすることが精一杯だった。
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