へクサムシ位置特定班

へクサムシの臭いはするけど、どこにいるのかわからない。

トリュフを探す豚さながら、鼻を働かせて家中のへクサムシを探すのが日課になっています。


へクサムシは外敵から身を守るために臭いを発します。

つまり、臭いがする時はへクサムシがすぐ近くで危機的状況に陥っているということ。

人間のお尻の下に潜り込んでいたり、たまたま伸ばした手や足が当たっていたり。

これまでの経験上、半径50cmぐらいの範囲にへクサムシがいることが多い。

その位置を鼻を使って探っていくわけですが、まぁーーーーーーーーーッ見つからない。

隠れるの上手すぎ。前世忍者でらっしゃる?


そして一旦探すのを諦めるんですけど、背中が痒いな~と思って手を伸ばしたら、そこにへクサムシがいるなんてこともある。

個人的に虫はそんなに苦手じゃないですけど、いきなり虫の感触がすれば流石にビックリします。勘弁してください。


こういう時、へクサムシ側はどう思っているんだろう。

こちらと同じく「勘弁してよ~」とか思ってたら腹立つ。

家に入ってくるなって言ってんじゃないの、人に近寄んなって言ってんの。


とはいえ5回に3回くらいは位置の特定に成功しています。

へクサムシ位置特定班としてもっと高みを目指したいな。

向上心だけはある。

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