この世界はまだ人工呼吸や心臓マッサージは考案される前かな
地震災害などで救助された被災者が、急激に状態が悪化し死亡するクラッシュシンドロームです
手足などが圧迫されて止まっていた血流が救助される事で、急激に血液が戻ってくる事で、臓器にダメージを与えてショック状態になります
しかも、この戻ってくる血液は、潰れた細胞の内容物(カリウムや乳酸など)を含むため、腎臓や心臓に大きなダメージを与えます
救助の時点までは単なる手足へのダメージと見えていたものが、救助後に臓器への激しいダメージでショック状態に陥る事は知識としっていても救援者には強い心理的ショックを齎します
まして、医学レベルが現代とは程遠い舞台設定なので、少尉をはじめ救援者の受けた心理的ショックは大きいものでしょう
陸軍の中佐の強引な功績稼ぎと出世争いで近衛と軋轢ができる。一方で近衛も摂政殿の天下り利権(自分の息子である中佐も含めて)があり、下士官も所属するだけで箔がつくと考えて『栄えある近衛』などととんちきなことをほざくしまい。摂政殿は身内に甘い(厳しくすれば天下り利権を潰す利敵行為にしかならない)。
馬鹿が無駄な死者増やして、士気を下げる。
それも本来の任務で偶発的なものですらない形で。
士気回復のために補給を受けるのが一般的だが、後方任務ではどうやって士気回復させるのかな。
宿屋の主人「…!(察し)」
辛いですね。
リディアの気持ちにレフノールの救いに涙出そうになります。
潤いのある展開(物理)
しかし宿屋の主人に察せられると……3日後には尾ヒレがついて、部隊全員が知ってるだろうなぁ。
閉じられた部隊内の娯楽は噂話だろうから。
↓クラッシュ症候群は圧迫解除による大量の内出血等での失血性ショックと壊れた細胞から出たミネラルの不均衡で起こる不整脈による心原性ショックだから、解毒じゃ無理そう。でも圧迫部に回復魔法を使い続けて、死ぬ細胞数を減らしながら点滴ができる施設まで維持すればワンチャンあるかも。
よく、お通夜の空気というが
これぞお通夜よなあ
ハインラインの「宇宙の戦士」では、叱るのは下士官の仕事で将校は兵を甘やかすもんだ、なんてくだりがありましたが
ずっとそれでいけたらよかったでしょうに
クラッシュ症候群って世界設定によっては解毒魔法で対応できるやつやろかなあ(現実逃避
宿屋のおやじがノスタル爺になっちゃう
メンタルケアって大事よね。答えのでない事なんて山ほど有るし。
年を重ねれば折り合いの付かないことの折り合いの付け方も学べるようになるけどもなあ。
近衛兵はお通夜
レフノールの部下は下世話な噂話で大盛りあがり