第32話
東雲 冬馬 と 、 高梨 星名は周りの女子達の黄色い声に全く動じず2人はそれぞれクラス表から自分の名前を探す 。
とそこへ2人の美女が現れた 。
これには女子達ではなく、男子達が反応した 。
『おいおい、あの2人って高等部1年でかなりの美人と
噂の右側が、柊 静華 ( ひいらぎ しずか )と 、
左側が、藤堂 椿 ( とうどう つばき )だよな!!』
その2人に視線を向けた瞬間、先程の東雲や高梨の時と
同様、帆夏は2人から目を離さずには居られなかった 。
帆夏は、4人のあまりの美貌さに圧倒され、
自分に自信をなくしていた 。
見とれてしまう勢いで見ていたため、
帆夏は手に持っていた鞄を思いっ切り手から
落としてる事に気付いていない 。
ようやく気付いた帆夏は、落としたスクバを
拾おうとしたその時通り人とぶつかる 。
「きゃっ…!!」
かなり派手に向こうが帆夏にぶつかって来たので
帆夏はバランスを崩し横に倒れそうになる 。
_______ その時だった 。
「キミ、大丈夫?はい、鞄。」
と帆夏を支えたのは 高梨 星名 だった 。
「はっ…ははははいっ!全然大丈夫です!」
と言って帆夏は駆け足でその場を去る 。
「…はは…面白れー奴。」
「ちょっと!2人聞いてんの!?
毎回私達を置いて行かないでって言ってるのに
また置いて行ったでしょ!!!」
と 柊が猛反発する 。
「お前らが遅いだけだろ!?なあ、冬馬」
「( 頷く )」
一方の帆夏は、水道がある場所まで来た 。
「…死ぬかと思った」
その時、どこかから帆夏の名前を呼ふま声だっきらきだ
その声の主は夏樹だった 。
「お前
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