第20話
私達新入生一同は列をなしてそれぞれクラスごとに纏まって着席した 。何だろ … 入学式はあまり緊張することないはずなのに先程から心臓がドクドク鳴って非常に煩い。
分かった … 、これは多分あたしだけ。なぜなら右隣に 〝 彼 〟 が居るから。〝 彼 〟 とは 橘 遙人くんの事を指す。
隣である事に当然文句は言えない 。だって名簿で並んでいるんだもの 。こればかりは我慢するしかない 。ってか … 私だから我慢するとか
言ってるけど 、同クラの女の子達だけでなく全クラスの女の子達からしたら特等席くらいの感覚なんだろうな。
ちなみに名簿で行くと彼の次があたしだ 。タ行は彼しか居らず 、ナ行はあたしを含め2人居るけどその子は野崎で 、あたしは鳴海だからここだけはどんな理由をあげたって変えられやしない。
___ ああ … 神様 、お願いです 、
この1年間だけでいいですから
苗字を変えることをお許しください … 。
なんて結婚してお嫁さんにならない限り無理な事を願ってしまうんだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます