第9話
学校に着いた私と奈穂は指定の駐輪場を目指すが 、
場所が分からずウロウロとしていた 。
このままでは入学式に遅刻する 。完全に 。
初日から遅刻はかなりまずい 。
それも盛大な式を遅刻なんてあってはならない 。
ただいまの時刻は8時を回った所だ 。
因みに式が始まるのは9時頃 。教室集合が8時40分 。
まだ余裕があるがその時間までに教室へ入っていなけれはならない 。
一刻も早く見つけて引き摺っている自転車を停めたい 。
しばらくその辺りを見渡していると 、ある姿に目が止まる 。
私はその一瞬を逃さなかった 。思わず目が止まってしまった 。夢でも見てるのかと思った 。
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