199X年
世界は核の炎につつまれた!!
海は枯れ地は裂け……
あらゆる生命体が
絶滅したかにみえた……
だが……
人類は死滅していなかった!!
鮮血令嬢と人々から畏怖されたリディアは、必殺の右ストレートを武器に、荒野へと降り立つ。
そう、社交界という名の荒野へ。
迫りくるライバル! 繰り返される死闘!
舞踏会は武闘会に変わり、『お茶会のお誘い』という名の果たし状が飛び交う!
血塗られた手が乾く暇もなく、リディアは次の戦場(リング)に赴く……!!
「……馬鹿ですわね。淑女に凶器を向ける時は、命の覚悟をなさいませ……!!」
鮮血が飛び散る。返り血を浴びて、凄絶な笑みを浮かべるリディア。
だが、そんな彼女にも、運命の刻が訪れようとしていた。
それは、リディアが初めて抱く感情だった。
――この感情を何と呼ぶのかしら。
訪れる悲劇。揺れるリディア。やがて、彼女は決断する。
運命を切り開く淑女がいる!
天に背く令嬢がいる!
それは帝国50年の宿命。
そして、次期皇妃の座を巡る闘いが、幕を開ける。
(※このレビューには多分に過剰な演出があります)