あの日の私たちへ

67.いちばんの学びは人にする指導 学んで教え教えて学ぶ

　自分が成長するには人に教えるのがいちばんだといいますけれど、わたしがそれを実感したのは、役者時代にダンスを教えたときでした。

　自分で踊るだけなら感覚でいいんです。何度も練習して身体で覚える的な。けど、人に教えようと思ったらそうはいかない。

　たとえばカウント１（いち）の『い』で足をだすのか、それとも『ち』で足をだすのか。体重はつま先にかかっているのか、かかとにのせているのか、腕の角度、ゆび先の向き、動きをひとつひとつ分解してしっかり理解してないと教えられないんですよね。特に、相手がまったくのダンス未経験者だったのならなおさらです。

　教えながら『ああ、これってこういうステップだったのか！』と何度思ったことか。笑

　教えるとまではいかなくても、やっぱり自分が理解していないと、なにごとも人には説明できない。学びにはアウトプットが重要というのもそういうことなんでしょう。

　ということで、昨年の夏から半年ほどつづけていた週間日記をとじまして、週間星よみ（お勉強）日記を立ち上げました。アウトプットお勉強ノートです。

https://kakuyomu.jp/works/16818093091358719327