第15話:生ひとりエッチ。

「ああ、だけど一週間待てないです・・・生理なんかに負けないです、だから

今やっちゃっていいすか?」


「ベッドのシーツが日の丸の旗になっちゃうから、それはマズいって・・・」


「そうか・・・なんかさ、花見したりする時のデカいビニールシートとか

ないですか?」

「それ下に敷いときゃいいんじゃないですか?」


「そんなことまでしてしたいのか?一平」

「初めてのエッチが生理の日なんて全然ロマンチックじゃないじゃん」


「まあ、そうですね・・・どうしようかな・・・たしかに俺は赤いの苦手だしな」

「俺、自分の鼻血みただけで悪寒が走ってブルブル震えが止まらなくなるんです」

「じゃ〜しょうがないです・・・そんなんじゃチンチンも元気にならないし、

一週間辛抱します・・・」


「だからとりあえず今日は真似事だけ・・・いいですか?させてもらっても・・・」

「服、着たまま、パンツも履いたままでいいですから」


「いいよ」


「分かりました・・・じゃ〜いただきます」


一平は蓮華の上に乗って、エッチの真似事をしはじめた。


「まずはチューから・・・してもいいですか?」


「いいよ」


「蓮華ちゃん、震えてます?」


「震えてなんかねえよ・・・するなら早くしろよ」


一平はおもむろに蓮華のクチビルにキスした・・・ためらいもなく舌を入れた。


前回みたいに蓮華は一平のデープなキスを拒まなかった」


「ん・・・ん、ん・・・んぐ、あ〜・・・お、おまえ・・・激しすぎ」


「蓮華ちゃん、キスですでに感じてます?」


「感じてなんかないわ」


「だって、俺の頭抱え込んできたじゃないですか?」

「キスしながらもっと〜って言いませんでした?」


「そんなことしなし言う訳ないだろ、ボケ・・・いちいち可愛くないんだよ」


「あの、一応キスはゲットしたので次はおっぱいに行きますね」


「やっぱり?揉んで舐めるのかおっぱい?」


「真似事って言うか、練習ですから・・・あくまで練習ですって」


「それはな〜・・・そこはスルーじゃダメか?」


「それじゃ〜愛撫って言うか前戯にならないんですけど・・・」


「あのさ、おっぱい触られたり舐められると感じちゃうんだよな」


「いいじゃないですか、感じちゃっても」

「あ〜この前も言ってましたね・・・蓮華ちゃんおっぱいも性感帯なんだ」


で、改めて蓮華のおっぱいを見た・・・。


(デカ!!・・・仰向けになってるのに垂れてないし・・・すごい張り)


一平は厳かに蓮華のたわわなおっぱいを揉み揉みしながら舐めた。


「ダメダメダメ・・・そこダメ・・・我慢できなくなっちゃう」


「我慢って・・・感じてるんですか?まじで?」

「蓮華ちゃんって処女でしょ?」


「なんだよ、悪いか?」


「いや処女なのに感じるって・・・やっぱり変態な体ですね」

「俺、クラスの女子に聞いたことあるんですけど、まだセックスの経験ない

女子って、な〜んにも感じないって・・・体がまだ対応しないからって」


「そんなの関係ないって・・・」

「あのな・・・ひとりエッチのしすぎ・・・だからだよ・・・悪いか?」


「あ、ちっとも悪くないです・・・ひとりエッチね」

「あのその、蓮華ちゃんがひとりエッチしてるとこ、俺見てみたいです」

「エッチの真似事より、そっちのほうがいいかな」


「はあ〜?・・・そんなの見せられるかよアホ」


「え〜エッチしようって訳じゃないんですからいいじゃないですか?」

「はっきり言って俺、女性がひとりでやってるとこ「動画」見るの

一番興奮するんです」

「なんて言うかな・・・我慢できなくて悶絶しながらって可愛いくて・・・」


「変態・・・冷めるわ・・・もういいから、終わり・・・帰れ」

「エッチの練習はな〜し・・・あんまりお前と一緒に部屋に長くいても

母ちゃんに怪しまれるし・・・」


「とにかく生理が終わるまで、私に触れるな・・・ハグもチューも

させないからな・・・変態一平」


「蓮華ちゃん、俺、蓮華ちゃんがひとりエッチしてるのめちゃ妄想しそうです」

「じゃ〜それで我慢すりゃいいだろ?・・・生ひとりエッチは見せないからな」


これだけ彼氏が変態でスケベなのに蓮華が一平と別れたいと思わないのは

精神的根本的な部分がブレないからなんだろう。

一見、性格の合わないふたりに見えてちゃんと繋がってるんだよね。


だから一平がいくら変態男になっても蓮華は引いたりビビったりしないのだ。

一見拒否ってるように見てえて実は蓮華は一平が可愛いのだ。


つづく。



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