きょぬう!! オカルト変態彼女。
猫野 尻尾
第1話:好きになったのは巨乳でオカルトで変態な女。
ええ、例によってエッチい話は、いっぱい出て来ます。
でもちょっと視点を変えてもらって、これは性教育の話なんだって思っていた
だけたら眉にシワを寄せる必要はないと思います。(=^x^=)
俺は某大学に通う健全とは言い難いいち男子。
超絶スケベでアブノーマル「変態」で、おっぱい星人+お尻星人(穴も含めて)
アブノーマルな世界に興味があるにも関わらず実践経験は一度もない。
それと言うのも今まで付き合った女子はみんなノーマルな子ばかりだったから
ノーマルじゃない行為をさせてって言うとバカ変態って、たいがいは拒否られる
から、そこはあえて我慢してノーマルに甘んじるしかなかった。
だからアブノーマルな行為なんかさせてくれる子なんて、そうそういない。
まずは変態女子を探すこと、そこからなんだろうな・・・つまり俺にふさわしい
揺るぎない彼女を作ること。
変態と言っても性に関してだけじゃなく、オカルト系にホラー系、マニアックな
その世界は広い・・・だから本当の意味での変態って自分でも分かってないの
かもしれない。
俺の名前は「
な訳だから、俺の彼女になる子もノーマルな子じゃ物足りない訳だけど
大学の女子はほとんどノーマルっぽい・・・変態女子なんかはいないみたいだし。
まあノーマル女子に告ったところで長くは続かないのは経験して分かってる。
大学中探せば変態女子だっているのかもしれないけど、今のところこの子って
子には巡り会えていない。
こうなったら大学以外でアブノーマルでエッチな女子をなんとか見つける
しかないか・・・。
そう言やぁ、この前買ったファンタジーゲーの中のキャラでサキュバスって
エロっちい悪魔がいたっけ?
あれなら、いけんじゃね?・・・変態っぽいし俺にぴったりだろ?
俺の理想だな・・・。
架空のキャラなのに自分の彼女にしたいって真剣に考える一平・・・現実と
虚構が錯綜している・・・。
そうだ・・・たしかこの大学内にオカルト研究会ってサークルがあったな。
ファンタジーな異世界へ行ってサキュパスを連れて人間界に戻って来るって
方法はないか、そいつらに相談してみよう。
変態バカだ・・・。
なもんで一平は早速サークルの部室の扉を叩いた。
で、部室にいた男子のひとりがオカルトや悪魔の世界のことに一番熱心で
詳しいのは「
だけど彼女は部室にいなかったので男子のひとりが彼女を探して来てくれた。
「私に用って誰?」
そう言ってひとりの女子が部室に入ってきた。
「田乃中さん」かな?
って、俺は彼女を見た瞬間、まったくのアホ面になっていた。
クチがぽか〜んと開いて体は金縛りにあったみたいに固まっていた。
そして俺の視線は彼女の体の二箇所に照準が交互に合っていた。
ひとつは彼女の顔・・・で、もうひとつは彼女のその胸・・・見事な巨乳。
Hカップはありそうだ・・・シャツのボタンが今にも弾け飛びそう。
まさに俺のおっぱい星人のためにこの世に生まれてきたと言っても過言じゃない。
こ、こんな子どこにいたんだ?
「
お、恐るべし・・・田乃中 蓮華・・・恐るべし田乃中 蓮華のおっぱい。
「あの・・・あんた?私に用って?」
「あ、そうだったんだけど・・・もういいです・・・見つけましたから」
「え?見つけたって?なにを?」
「俺のキラキラ星です・・・あ、すいません」
「もう異世界とかサキュパスとかエロい悪魔とかどうでもよくなったので」
「なに、言ってんの?」
「す、すいません・・・また来ます」
「私に用じゃなかったんですか?」
「違う意味で用かもですけど、いきなりなのでまだ心の準備ができてないんで」
「は?」
「準備と体制が整ったらまたお邪魔するかもです・・・田乃中さん」
それだけ言って爆発しそうな心臓を抱えて俺は急いで部室を後にした。
「なにあれ・・・へんな人」
その日から俺の片想いが始まった。
「
もう彼女が変態女子かどうかなんて、そんなことはどうでもよくなった。
そんなことは田乃中さんを彼女にしてから考えりゃいいことだ。
でもオカルトなんか研究してるくらいだから、それだけでもすでに変態じゃん。
性格的に我慢することを知らない俺はなんとしても彼女と仲良くなりたかった。
まだ彼女に告ってもないし彼女から付き合ってもいいよって言われてもないの
に俺は勝手に彼女とのヤラしいシュミレーションを描いていた。
妄想は犯罪にならないし人には話せないようなダメダメな行為でも許される。
好きなだけ妄想ができるってのは唯一のストレス解消になる。
その反面、そのせいで余計性欲をそそるってデメリットもあるんだけど・・・。
つづく。
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