第5話 まさかの追放!?
僕達クラスメイトは女神に会い今は王城にいます
「よくぞ!来てくれた勇者達よ」
髭の生えたおっさんが大喜びをしながら拍手をしている。
「あの…ここは」
「そうじゃったな!ここは王国バスガルと言う国じゃ!そしてわしの名前はグルール・バスガル」
「王国バスガル……」
「それにしても…ほう?勇者達にしてはちと人が多いのう」
国王グルール様は疑問に思っていた。
まぁ確かに合計12人だし……
「良い良い!所で…女神様から話は通じておるな?」
突然国王は真剣な顔をし睨めつける表情でこちらを見てくる。
「は、はい!魔王を倒して欲しいっと」
「そかそか!ならばいいんじゃ!今日の所はゆっくり休め!明日からする事沢山あるからのう!」
国王はそう言い「ガハハ!」っと笑って部屋を出ていった。
♢
そうして……各々は用意された部屋へと案内されゆっくりしているのだった。
「凛くん……どこいっちゃったの」
私の名前は…
久世 凛と言う男の子の幼馴染なのです。
あの日……あの時……凛くんだけがあの場に居なかった……もしかして何処かに行っちゃったのかな、、、
「あの時…私がちゃんと手を掴んでいれば」
後悔しか残らない……でも諦めない気持ちもある
ーー私は凛くんがずっと前から好きなのです。
♢
ーー翌日ーー
「今日はまず最初にステータス検査をしてもらう!」
「僕達あちらでステータス見てますけど…」
「向こうでじゃろ?女神様の所で仮みたいなものじゃ…スキルが変わった者も稀にいるしのう」
「分かりました…そういう事でしたら」
「陸くん…怖くない?」
「大丈夫だよ!ゆき」
怖がるゆきを安心させ一番乗りで僕が水晶玉に手を置く。
ーーすると水晶玉が光り始めた。
【ステータス】
名前 : 佐藤 陸
Lv:1
魔力数 : 1200/1200
体力 : 150/150
俊敏性:10 攻撃力:2
知力:5 運:20
【スキル一覧】
〈勇者の灯火〉〈一撃の剣〉〈死滅回生〉
〈無限魔力〉〈時空の時〉
「これは凄いのう…やはりお主が勇者であったか!」
「それはどうも……」
「では次じゃ!」
ーーそうして次々に【ステータス】が公開される
【ステータス】
名前 : 佐藤 ゆき
Lv:1
魔力数 : 2500/2500
体力 : 200/200
俊敏性:50 攻撃力:60
知力:120 運:40
【スキル一覧】
〈魔力効率〉〈魔力保管〉〈四代魔法〉
「お主は…魔法使いかのう」
【ステータス】
名前 : 加賀 理子
Lv:1
魔力数 : 1250/1250
体力 : 125/125
俊敏性:40 攻撃力:150
知力:15 運:26
【スキル一覧】
〈肉体強化〉
「剣士かのう」
【ステータス】
名前 : 中村 光
Lv:1
魔力数 : 3250/3250
体力 : 210/210
俊敏性:20 攻撃力:10
知力:210 運:19
【スキル一覧】
〈魔力効率〉〈召喚〉〈保管〉
「お主さんは
【ステータス】
名前 : 藤原 華
Lv:1
魔力数 : 80/80
体力 : 100/100
俊敏性:150 攻撃力:30
知力:60 運:55
【スキル一覧】
〈透過〉〈ステップ〉〈縮地〉
「盗賊か……稀じゃのう」
【ステータス】
名前 : 小林 花梨
Lv:1
魔力数 : 110/110
体力 : 89/89
俊敏性:10 攻撃力:20
知力:155 運:60
【スキル一覧】
〈魔力効率〉〈即回復術〉〈高速詠唱〉
「回復術士じゃったか…」
【ステータス】
名前 : 山田 翔
Lv:1
魔力数 : 350/350
体力 : 210/210/
俊敏性:50 攻撃力:80
知力:50 運:21
【スキル一覧】
〈付与〉
「お主は魔剣剣士じゃったか!」
【ステータス】
名前 : 田中 連
Lv:1
魔力数 : 415/415
体力 : 125/125
俊敏性:50 攻撃力:70
知力:54 運:40
【スキル一覧】
〈高速槍〉〈回転槍〉
「お主は槍使いか!」
【ステータス】
名前 : 清水 真一
Lv:1
魔力数 : 150/150
体力 : 110/110
俊敏性:50 攻撃力:75
知力:20 運:90
【スキル一覧】
〈地図〉
【ステータス】
名前 : 横浜 武尊
Lv:1
魔力数 : 800/800
体力 : 200/200
俊敏性:80 攻撃力:60
知力:120 運:40
【スキル一覧】
〈暗視〉
【ステータス】
名前 : 山口 洋一
Lv:1
魔力数 : 500/500
体力 : 230/230
俊敏性:15 攻撃力:15
知力:20 運:40
【スキル一覧】
〈
クラスメイト全員の【ステータス】確認が終わったのだ。
(にしても…他の奴には職業を言っていたのに…
オタク達にはなにもいってなかったな)
「今すぐで………け……は……く……じゃ!」
一同全員が困惑している……。
「今すぐ出てけ!早くじゃ!!
山口 洋一!横浜 武尊! 清水 真一!お主ら3名を追放とする!!」
「「「えぇ!?」」」
この日…3人は史上最高の発狂をしてしまったのだった
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