第53話
車を走らせること数十分。
ようやく目的地へとたどり着いた。
そこは俺たちのチーム以外誰も知らない、基地。
「...翔、じゃねぇか?」
声をかけてきたのは、黒髪のオールバック。
サングラスをかけていて思い当たるやつはいない。
「わりぃ、誰?」
「ひっでぇなあ!しばらく会わなきゃ同期も忘れちまうのかよ!俺はその程度か!」
喚き散らしながらサングラスを外すそいつは、
俺の代の総長だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます