第40話

今は家の近くの公園にいる。

翔さんから離れ過ぎるのも怖かったから。



私は近くにあった子供用のブランコに腰掛けた。



...どうしよう、家に帰りたくないなぁ



そうは思っているものの、裏腹に、



...涼さんはどうしてあんなことしたのかな



涼さんのことも気になってしまう。



考えれば考えるほど、どうして、その一言しか出てこなくて。






.....もう、考えてもキリがないよね。帰ろうかな...



そう思ったそのとき。

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