第24話
そこには、たくさんの豪華なご馳走と
イスに腰掛けている茶髪の男性がいた。
「あ、来たね。紹介するからこっちにおいで」
手招きをしてくれた翔さんのところへ向かう。
「この人が涼さん。 そして、瀬南ちゃんです」
『…初めまして。瀬南、です』
その時、初めてお互いの視線が絡み合った。
……何故かは分からないけれど
涼さんは泣きそうな顔をしていた
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