*瀬南side
第22話
「………ちゃん、………瀬南ちゃん」
優しく名前を呼ばれている気がする。
「瀬南ちゃん」
違う、本当に呼ばれている。
そう気づいてすぐに目が覚めた。
「あ、起きた。涼さん来てるよ」
目の前には優しく微笑んでいる翔さんがいた。
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