涼side
第106話
………その頃。
俺は瀬南がそんなことを考えているなんて知りもせず、仕事部屋でパソコンと向き合っていつも通り仕事をしていた。
あいつが俺を この仕事が 終わるまで、出入り禁止にしてきやがったからな。
まぁ、今回の依頼は大きい仕事で時間がかかりそうだから、丁度いい。
……ずっと瀬南に会えないのは辛いが。
とにかく、早く終わらせて瀬南に触れてぇ。
そんなことを考えつつ、仕事に打ち込んだ。
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