・あいつside
第70話
俺は昨日から相当頭に血が上っていると自分でも思う。
せなの部屋から出た後、急用という名の「潰し」に出掛けた。組に奇襲をかけてきた馬鹿どもが居たようだ。
いつもは潰しに行ってからせなを抱く。だが、何か嫌な予感がした俺は昨日先にせなの元へ向かった。
案の定、だった。
一ヶ月間も俺が妊娠させようとしていたのは涼によって阻止されていた。
涼だけは許さねぇ。涼は間違いなくせなに惚れている。それはせなも然りだ。
だが俺はせなを自分のモノにするために捕まえた。
あいつに、渡して堪るか。
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