･･･そいつはゴムを付けていなかった。

つまり、何の隔たりも無く私の中にいる。

『いや･･･あっ！抜いてよ･･･！！』

私はそう言い抵抗した。だが、

「俺の言うことは絶対。違ったっけ？」

そいつにそう言われ、何もできなくなってしまった。

何の抵抗も無くなった、いや、できなくなった私を見て歪んだ笑みを浮かべたそいつは動きを速めてきた。

「そう、それでいい･･･聞き分けのいい子は好きだよ？」

その言葉と共に、私の頬にキスを落とした。

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