第36話
それから暫くして、全て終わったのか涼はずっと覆い続けていた私の目を解放してくれた。
そして、自分の体を見た私は………
驚愕した。
『ちょっと、涼…?始める前より増えてる気がするんだけど?』
私の体は、明らかに紅い華が増えていた。しかも濃く。
「気のせいだろ。ま、サービス料だと思っとけ」
これ、あいつに見られたらどうするのよ!
そんな思いを込めて私は涼を精一杯睨みつけた。
それなのに涼は飄々とした表情で
「大丈夫だったか?痛いとことか…」
そう優しく聞いてくるから、結局許してしまった私はかなりの涼バカだと思う。
その後、いつものように私を優しい目で見つめながら抱きしめてくる涼に私も抱きしめ返した。
そして涼はギリギリの時間に帰って行った。
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