第18話
そんな顔したら美人が台無しだな…、と思いながら、校門をくぐった。
この学校は土足OKな為、靴のまま校内に入ったはいいけど、視線は消えないどころか何故か増えている。
それどころか、廊下にいる不良達は、真梨の顔を見ては顔を真っ青にしてサーッと道を開けていく。
…それほど、今の真梨の顔は恐ろしいのだ。
まぁ…、そんな事を言ったら私までとばっちりを喰らうから黙っておく。
そうこうしている内に、教室まで着いたらしい。
…こんなに早い時間から騒がしい教室は私のクラスだけだ。
何故か、私と真梨が登校したらいつも教室に全員いる。1人も欠けることなく、いる。
…何でだ?と思ったのは最初だけで、今となっては慣れたのであまり気にしていない。
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