第6話

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そして、目が覚めた時に最初に見たのは、白い、天井だった。





ここは…、どこ?






目線だけを動かすと、白いカーテンが、風でゆらゆらと揺れているのが見えた。






そして、自分の口元に付けられたマスクの様なもの。腕に刺さっているチューブ。







あぁ、ここは…病院なんだ。






ボーッとする頭でそう理解した後、思い出した。あの、我慢出来ない程の胸の痛みを。あの、息も吸えない程の息苦しさを。






アレは…何だったのかな…?






何かの…病気…?






あの時、もうこのまま自分は死んじゃうんじゃないかって思った。







怖い…、怖いよ…。ママ…パパ…。

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