真白な部屋
一日目
彼は戸惑いながら入ってきた。
出せと大声で叫びながら、壁を叩いている。
眩しいのか、しきりに目を手で覆っている。
三食ちゃんと食べた。
そして8:00に就寝した。
二日目
起きると、呆れたような顔をしている。
今日も大声で出せと叫んでいる。
白い色が落ち着かないのか、食器を壁に投げつけている。
そのせいで昼食は食べていない。
7:47に就寝した。
三日目
上記のように、白い色が落ち着かないのか目の下に隈が確認できる。
叫んでも意味がないと分かったのか、大声で叫ばなくなった。
部屋の大きさを測っているのか、部屋の端から端へ歩いている。
今日は三食食べている。
いつもより遅く、8:26に就寝した。
四日目
昨日よりも目の下の隈が濃い。
今までよりも寝転がっている時間のほうが長い。
今日は特筆すべきことなし。
三食食べていた。
7:43に就寝。
五日目
寝れていないのだろうか。目の下の隈が濃い。
ときおり奇声を発している。
三食食べていた。
8:01に就寝。
十日目
何か我々に見えていないものが見えているのか、怯えた顔で奇声を発している。
今日は朝起きて以降、部屋の隅で壁を向いて座っている。
食べる気がないのか朝食しか食べていない。
二十日目
しきりに壁を殴っている。
楽しいのだろうか、声を上げて笑う様子が見られる。
痛くないのか、手からは血が流れていた。
朝食のスープだけを飲み、他は触りすらしていない。
今夜は寝ていなかった。
四十日目
言葉を喋っているかどうか怪しくなってきた。
知能レベルの低下が見受けられる。
しきりに頭を壁や床にぶつける様子が見受けられる。
頭からは大量の血が流れだしていた。
七十日目
知能レベルは赤子にまで退化。
食事には手をつけなくなった。
体中のいろんなところをぶつけているのか全身から血が流れている。
フラフラしている様子も見受けられた。
七十一日目
被験者がいつものように頭を壁にぶつけていたところ、動かなくなった。
調べてみると、絶命していた。
死因は大量出血と、何度も頭をぶつけたことによる脳の損傷と分かった。
この実験は今日、七十一日目をもって終了とする。
一日目
俺は真っ白な部屋に入れられた。
大声で叫んでみたが、反応はない。
白色に光が反射してものすごく眩しい。
三食でてきたのでちゃんと食べた。
二日目
夢だったらよかったな…。
今日も叫んでみるが反応なし。
つーかこの色眩しすぎてイライラすんだよ!
そのせいで昼ご飯食えなかったじゃねぇか…。
三日目
やっぱり落ち着かねぇ。
そのせいで寝れねぇよ!もう少し明度下げろ!
暇だったから部屋の広さを測ってみた。
今日はちゃんと三食食べれた。
四日目
ねっむ…。
今日は疲れてるから動かねぇ…。動きたくねぇ…。
ごはんはちゃんと食ったけどさ…。
五日目
今うもねれなかtt。
mおうtuかれt。
lkjhgfー!
十日目
cjbgsfbjんkmfllkjhgfrrxcvbーーー!!
うぃおれうvhfbjNKZCSMLKちvbるfんdsじょ!!!!!!
bbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbb
二十日目
bんtrひfvじぇおbhrんfじぇvbvwるべちぃhvr
くぃ、kい、」」きrえいーーーーーーーーーーー!!!!!!
あ、ああ、kぁ。kいreいーーーーーーーーーー!!!!
四十日目
ロpうぃえうにjfv祖dんうぃぱv所bw3つ9vんw理科永グ9wン2vr0わんpづbt9
いwふぬbv2い4qれ42うg9んヴぃw0えんpthwぐ935んヴぃqpDILUKZirreajvhuaifwnojvfbるw4bgggggg9q3grvkjetbijoavsnbrgterVDBFrーーーーーー!!!!!!!!
七十日目
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七十一日目
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狂気に至る部屋 霜月 識 @shki
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