第4話
好きな様に生きる。
簡単な様で、実際にやろうとすると難しい。
大人っていうのは、生活や経済的な事も考えないといけない。
決して大それた事をしようとしている訳ではなく、私の場合は長年の夢のハムスターを飼いたい、それだけだ。
車に轢かれかけて気付いた割には、結構小さめな夢だ。
でも、想像してみる。
長い時間電車に揺られて、疲れて帰って来てハムちゃん(有りがちな名前だが、やっぱりこれだろう)が家に居たら。
きっとその小さな姿に癒されて、微笑んでしまう。そんな小さな、温かな夢。
何で今まで我慢してたんだろう。
職場が遠いから、世話をする時間が取れない?経済的に余裕がある訳ではないから?
確かに、命を預かるのだから責任を持って飼わなければいけないが、何故、はなから「やめとこう」と思っていたのか。
やれば出来るのに。
もしかしたら、変化する事をどこかで恐れていたのかもしれない。
さあ、子供にも協力して貰って、夢をひとつ叶えよう。
「夢」を実現しようと思うと、近い将来が少し楽しみになった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。