第3話 護送
とあるバラエティ番組にて
ニュースキャスター「東京で逮捕された犯罪者5人が本日、精神科病棟 オルタへと護送されます」
司会者「広島県警と都庁の協力を得て、敏腕の刑事たち10名を連れて護送されます」
護送車内にて
垣根「はぁ...かったりぃんだよなぁ、カウンセリングなんて...」
リーダーの垣根はコリコリと肩を鳴らす
道岡「仕方ないっすよォ...おれら今や獄中の中なんですから」
上野はネイルの塗られた爪をカリカリと噛む
ガンガン!
北川「私語は慎め!極悪犯罪者共!」
垣根「あ?」
垣根は北川刑事に反発する
北川「反抗するのか?クズの分際で」
北川「おい、電気警棒よこせ」
竹内「はい、どうぞ」
冷静な竹内は北川に稲妻の走る警棒を渡す
北川「おらぁ!」
バシ!と垣根の顔面に電撃を流し込む
垣根「うあああああ!!!!」
悶え苦しむ垣根を見て、犯罪者メンバーたちは薄ら笑う
電気警棒
扱いの難しい対犯罪者用武器
比較的反抗的な囚人の対抗策として使用が可能である
木原「もう着きますよ、準備をお願いします」
助手席に座る木原刑事
北川「了解だ」
北川は警棒をしまい、垣根の腕を掴み上げる
北川「いいか?垣根、てめえらはもう終わりなんだよ、せいぜい豚箱の中で余生を楽しめ、このクズ野郎ども」
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