第14話
「やっほ!」
…
「ねぇってば!」
ん?
私か?
「ひかりちゃん!」
この声…
まさか
「どちら様ですか?」
「あの… 光希ですけど」
やっぱり
なぜ
たまたま?
「あのさ…」
なんだ
「その杖…」
「なんですか?」
「見えないの…?」
ほら
軽蔑
同情
あなたは何?
「それが何か」
この会話
何回耳にしたことがあるだろうか
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