第37話

大丈夫かな…


だいぶ治まったみたいだけど…



あっ、タクシー呼んでもらわないと…



ゆなちゃん一人にして大丈夫かな…



ガチャッ


「すみません。タクシー来ました」


え?

ゆーじさん!


さすがだな…


『あっ、ありがとうございます!』








『すみません!…の近くまでお願いします』



大丈夫そぉだ…


寝てるみたいだし…


よかった




『あっ、そこ右に


駐車場まで入ってもらって。』








ブーン



えっと、とりあえず、鍵…



バッグ…



ガサゴソ…


あっ、これか



オートロック…


どぉやって開けんだろ…



あっ、この鍵か…





よし、開いた




8階…






ガチャッ バタンッ




寝室…


どこだ?



ガチャッ



違う…



ガチャッ



あった…




俺入って大丈夫かな…


でも、入らないと…








よいしょ。



それにしてもゆなちゃん軽すぎだろ…


なに食ってんだよ…




「スースー」


寝てる…




とりあえず、起きるまで待っとこう…



「ん… しゅん…」


え…だれ?



ゆなちゃんにも…大切な人

いるんだね…

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