ファーストコンタクトからの意気投合


 準備開始の時間である11時半まで勉強をした後。

 涼子は勉強道具一式を片付けると、靴下とズボンを履いてクリーム色のボタンダウンシャツを着て、着替えを済ませていく。

 その後。

 ポケットに財布とハンカチ。それにスマートフォンと無線式のイヤホンや定期券の入ったパスケースをしまい、出掛ける支度を済ませて自室を後にした涼子はリビングへと向かった。

 リビングではキッチンで食器を洗う母親。

 それと、リビングの奥にあるソファーに座ってコーヒーの入ったマグカップを手にする父親の日常風景があった。

 そんな両親に涼子は告げる。


 「ちょっと出掛けて来るね」


 涼子が出掛ける事を告げれば、母親は涼子に今晩の夕飯の予定を告げた。


 「今夜は外で食べるから夕方前には帰ってくるのよ」


 「外食なんて珍しいね」


 今晩の夕食が外食である事に珍しそうにすると、父親が顔を見せて更に続けた。


 「偶には良いだろ?焼き肉でどうだ?」


 「やった。じゃ、行ってくるねー」


 今晩の焼肉を楽しみにしながら涼子は陽気にリビングを後にすると、スニーカーを履いて自宅を後にする。

 その後は徒歩で駅まで向かい、20分後に駅に着けば改札を潜ってホームに降りた。

 涼子はスマートフォンにイヤホンを繋ぐと、音楽を再生しながら電車を待った。

 電車は直ぐにやって来ると、涼子はガラガラの車内に乗って空いてる座席に座る。

 それからは音楽を暢気に聴きながら、目的の駅に着くまで電車に揺られた。

 途中で3駅に停まりながらも、10分ほどで通い慣れた目的の駅に到着。

 涼子は電車からホームに降り立つと、改札口へ向けて階段を登っていく。

 階段を登って改札口へ来た涼子は定期券で改札口を潜ると、そのまま自分から見て左の通路へと歩みを進めた。

 その後。

 駅の出入口である階段を下り、駅を後にした涼子は自分のアルバイト先のあるショッピングモールへ向かった。

 5分ほど歩いてショッピングモールの前に立つと、涼子はエントランスの直ぐ近くにあるエスカレーターで2階に上がる。

 それから、約束の時間より1時間以上早くフードコートの中へと足を踏み入れた。

 フードコート内の幾つもあるテナントとフードコート内の席を見廻しながら歩いて廻ると、テナントの1つであるバーガーキングに赴いて昼食を取る為に注文する。


 「キングミールダブルチーズバーガーのセットを1つ」


 注文して会計も済ませた後。

 注文した品が載ったトレーを受け取ると、涼子はフードコートの出入口を望める席へと移動して座る。

 そして、早速注文したキングミールダブルチーズバーガーを食べ始めた。


 「やっぱバーキン最高」


 ジャンクフードを貪り食う涼子は幸せそうであった。

 20分ほどでトレーの上を空けた。

 未だコップに残るスプライトを飲みながらスマートフォンを弄る涼子は、ノンビリと助手候補である男が来るのを待った。

 待ってる間。

 段々と多数の客でフードコートは賑わいを見せていく。

 だが、涼子は気にせずに音楽を聴きながらスマートフォン弄り、目的の人物が来るのを待ち続ける。

 待ってる間にフードコート内が満員になって時計の短い針が1時を指そうとした頃。

 涼子は感じ慣れた気配を感じ取った。


 やっぱ、平和な世界にっていうのは滅茶苦茶目立つわね。


 そんな感想を涼子は心の中で述べながらスマートフォンから顔を上げると、気配のする先に視線を向ける。

 視線の先には麻のサファリシャツとベージュのチノパンで鍛えられた体躯を覆った若い男が居た。

 そんな彼は、昔の映画に主演していたチョウ・ユンファが掛けてる様な円縁のサングラスで目元を隠し低た。

 若い男はほんの一瞬だけ涼子の方を然りげ無く一瞥すると、何事も無かったかの様にフードコート内に足を踏み入れる。

 それから、若い男はフードコート全体を見回すようにして歩き回っていく。

 一通り歩き回った彼はバーガーキングへと赴いた。

 そして、バーガーキングで注文と会計を済んだのだろう。

 若いサングラスの男は注文した物が載ったトレーを手にすると、真っ直ぐ涼子の座る席へとやって来た。


 「すいません。相席良いですか?」


 若い。

 もしかすると、自分と同年代の青年と同じ様な声色で問う若い。

 そんなサングラスの男の要請に対し、涼子は手を差し伸べて承諾する。


 「どうぞ」


 「ありがとうございます」


 柔和な感謝の言葉と共に向かいの席に座った若いサングラスの青年は、早速と言わんばかりに注文したにんにく・ガーリックThe One Pounderのセットを頬張り始めた。

 美味そうに頬張る彼も何処か幸せそうに見えた。

 そんな彼は注文したジャンクフードを10分も掛からずに食べ終えると、ストローでドリンクを飲み始める。


 「ふぅ……いやぁ、お腹ペコペコの時にジャンクは最高だわ」


 心の底から嬉しそうに言う彼をスマートフォンを弄るフリをしながら、食べてる間からずっと観察していた涼子は分析していた。


 指と掌のタコは間違いなく銃をずっと撃って来た奴特有のそれ。

 それに身体も体格から見ても間違いなく滅茶苦茶鍛えてると見て良い。

 銃を扱う人間。特にレベルの高い兵士特有のそれと符合する。

 でも、それは同時に彼の見た目年齢と

 だけど、コレ等に関してはそんなのが


 目の前の人物の指先と掌。

 それに鍛えられた体躯を分析して目の前の彼が只者ではないと判断せざる得なかった。

 だが、涼子は分析とは別に感じ取っていた彼の肉体の謎に内心で大いに訝しむ。


 確かに彼の見た目も機構も魂に精神は完全に普通の人間のそれ。

 それなのにどうして、貴方の肉体を構成してるモノがのかしら?

 オマケに絶対に関わりたくないもある


 目の前でにこやかにする若いサングラスの若い男は科学的に検査すればキチンと肉体は人間と言う結果が出るだろう。

 だが、魔導的な見地から見れば、彼の肉体を構成するモノは

 その上、その構成するモノは自分が絶対に関わりたくない邪神のモノと一致している。

 更には、涼子ですら絶対に関わりたくない魔女の呪いも持っていた。

 それ故。

 涼子は目の前の彼に対し、厄介な気配を感じて居た。

 すると、そんな涼子を気にする事無くサングラスの若い男は語り掛けた。


 「相席ありがとうございます」


 「別に構いませんよ。何処も席が埋まっちゃってますし」


 涼子の言う通り、フードコート内の席は何処も人で埋まっていた。

 日曜日なのも相まり、昼時は大いに混むのは当然だ。

 そんな中で相席を許してくれた事を感謝した彼は更に言葉を続ける。


 「見た所、既に食べ終わってるみたいですけど……誰かを待ってるんですか?」


 丁寧な口調で問う彼に涼子は沈黙で返すと、サングラスの若い男は言葉を更に続けた。


 「実は私此処で1時半に人と待ち合わせをしているんですよ。でも、先方の名前も顔も知らないと言うのは間抜けな話ですよね……」


 自分の愚かさに呆れる言葉を聴いても涼子は何も答えず、スマートフォンを眺め続ける。

 そんな涼子にサングラスの若い男は単刀直入に尋ねた。


 「貴女が私と待ち合わせをしている人ですよね?」


 ストレートな問いに涼子は敢えて尋ね返した。


 「…………根拠を聴いても良いかしら?」


 「この平和に満ちた中でから……じゃ、駄目ですかね?」


 涼子が目の前の彼に対し、濃密な死の気配を感じたように。

 彼もまた涼子から濃密な死の気配を感じていた。

 そんな彼に涼子は尋ねる。


 「バカな事を言ってると思われるかもしれないけど……貴方に待ち合わせの相手に会えって言った相手はカラスを伝書鳩代わりにしてたりしないかしら?」


 涼子の問いは実質、自分が待ち合わせの相手と認めるものであった。

 そんな問いを投げられた彼は確信と共に尋ねる。


 「やはり、貴女が私の待ち合わせ相手と言う訳ですか?」


 「貴方がそう思うんならそうなんじゃない?」


 はぐらかす様に涼子が言えば、若いサングラスの男は利き手であろう右手を差し出す。

 それから直ぐに、自らの名を名乗った。


 「俺は冴木さえき 正樹まさきだ」


 「薬師寺 涼子よ」


 自らの名を名乗ると共に差し出された手を握って握手をすれば、正樹は尋ねる。


 「君はオカルトやファンタジーにとても詳しい専門家というのは俺の雇い主から聴いてる」


 「生憎と私はオカルトもファンタジーも何にも解らないわ。後、私は貴方がミリタリーにとても詳しいと聴いてるけど?」


 「俺も生憎とミリタリーは何も解らないんだ」


 互いに同じ答えを告げた2人は顔を見合わせると、愉快そうにプッと噴き出してしまった。

 だが、直ぐに2人は真剣な面持ちで互いを値踏みするように見詰めながら会談を始まる。


 「さて、貴方が私の助手になると言う話だけど……先ず聴きたいのは貴方は何処でガンダコが出来る程に銃を撃ち続けて来たのかしら?」


 涼子の問いに正樹はアッケラカンに答える。


 「サバゲーやったり、家でエアガン撃ちまくってたら出来たんだ」


 すっとぼける正樹は自分の番と言うように涼子に尋ねる。


 「君はオカルトやファンタジーの知識をどうやって得たんだ?」


 正樹の問いに涼子もアッケラカンに答える。


 「ネットで覚えたのよ」


 互いにポーカーフェイスと共に己の過去を手札を隠すかの如く伏せ、答えようとはしなかった。

 すると、正樹は敢えて己の過去の一端を開示した。


 「あー……コレを言ったら俺のオツムが疑われるかもしれねぇけどよ、俺は去年の夏にんだ」


 大概の普通の人間なら相手の頭がイカれたのか?

 そう疑わざる得ない言葉を聴いても、涼子は顔色一つ替える事無く沈黙と共に耳を傾けていく。


 「で、其処で銃の撃ち方とか戦い方とか生き延びる方法を学んだんだ。だから、君の期待を損ねるだろうけど地球の軍人の戦い方を知ってる訳じゃない」


 そう告げた正樹に涼子は自分も同じ状態になった事があると返した。


 「奇遇ね。私も去年に貴方と似た経験をしてるわ」


 「面白い偶然もあるんだな。という事は君もオカルトやファンタジーを向こう異世界で学んだって事か?」


 「そう言う事になるわね」


 積み上げた経験は違えど、同じ異世界からの帰還者と言う同胞に相見えた事に涼子と正樹は心の何処かでシンパシーを感じていた。

 だからなのか?

 正樹はサングラスを外すと、涼子に素顔を見せた上で話を続ける。


 「こんな面白い偶然っていうのは神の悪戯って言うのかな?」


 「知らないわ。それに私は神がなのよ」


 「益々奇遇だな。俺も大嫌いなんだ」


 この地の神に雇われていると言うにも関わらず、不遜にも神が嫌い。

 そう宣う2人は顔を見合わせると笑ってしまう。

 2人は一頻り笑うと、互いに問うた。

 先ずは涼子からだ。


 「神が嫌いなのに何で狗になったのよ?」


 「単純な話さ。一言で言うなら俺が俺の目的を果たす為の後顧の憂いを断ちたいからだ」


 果たしたい目的の後顧の憂いを断ちたい。

 そんな正樹の理由の根幹を一対の瞳を見た時から感じていた涼子は、敢えて尋ねた。


 「それは復讐の為?」


 「君は心が読めるのか?そう、復讐の為さ……さて、君は何故、嫌いな相手に尻尾を振って下ったんだ?」


 正樹は肯定すると自分の番。

 そう言う様に涼子へ理由を問えば、涼子は正直に答える。


 「私も単純な理由よ。面倒な上に厄介な問題に引っ掛かっちゃったから大事な者の安全を確保せざる得なくなって、仕方無く身売りしただけ」


 「なる程な。お互いに嫌いな存在に頭を下げないといけない事情がある訳か……」


 「そういう事になるわね」


 理由は異なる。

 だが、互いに大事な者の安全を確保する為。

 神という嫌いな存在に頭を下げて支配下に下り、狗となった事情は同じであった。

 だからこそ、涼子は正樹と言う未だ何も知らぬ男を信用する事にした。

 勿論。

 正樹も同様に涼子を信用する事にした。

 そんな2人は自己紹介を済ませると、今回の仕事に関する打ち合わせを始める。


 「京都のとある山中で多数の部下に護られた標的を仕留めないといけない件は貴方も聴いてるかしら?」


 「あぁ、聴いてる。敵の規模は1個中隊約200名ほどで本命の標的は何か滅茶苦茶強い妖怪だってのも含めてな」


 涼子の問いを肯定すると共に涼子も知る敵の規模を正樹が答えれば、涼子は確認する様にさらなる問いを投げた。


 「なら、上から指定された条件……と言うよりは制限も理解しているわね?」


 「あぁ、コラテラルダメージは厳禁。山中の木も折るな、死体はそのままにして良いって奴だろ?」


 正樹が制限とも呼べる指定された条件を答えれば、涼子は肯定すると共に制限故に使えないモノを言おうとする。


 「えぇ、その通りよ。だからそのせいで……」


 「高い火力の攻撃が出来ないんだろ?」


 正樹が先んじて言えば、涼子は正樹を助手。

 否、相棒として迎え入れる事を内心で決定した。


 「そう言う事。だから、私も貴方も強力な攻撃は使えないと言う事になるわ」


 「その上、舞台は夜の山中。オマケに其処は敵のホームグラウンドとも来てる……普通の奴なら回れ右して蹴る様な糞案件と言って良いな」


 皮肉を込めて言う正樹に涼子は尋ねる。


 「貴方なら航空支援が有れば攻略出来るかしら?」


 「航空支援が有っても成功する保証は無い。それでも無いよりはマシだし、成功する確率は少しだけ増すな」


 成功すると言い切らない辺りも含め、現実的に考えられる正樹を涼子が好ましく思っている。

 そんな正樹は、自分の抱える問題事項を告げた。


 「それに悪いんだが、俺は銃も弾も其処まで。だから、使える銃と弾が揃わないと俺は役立たずだ」


 正樹の抱える問題に涼子は尋ねる。


 「欲しい物は?」


 「そうだな……先ずはアサルトライフル。次にグレネードランチャーとオートマチックの拳銃って所か?幸い、暗視ゴーグルとガスマスクとかの装具類は揃ってるんだけどよ、流石に銃と弾ばかりは調達するコネもカネも無いから持ってねぇんだ」


 「カラシニコフは使える?」


 涼子の問いに正樹は自信タップリに答えた。


 「引き金引けばキチンと弾が出て、狙った所に飛んでくれるなら何だって扱うさ」


 「なら、貴方の要望を叶えられるわ」


 「マジか!?」


 驚く正樹に涼子は告げる。


 「丁度、私の手元に軍用自動小銃と単発式のグレネードランチャー。それにサプレッサー込みでオートマチックの拳銃が揃ってる。勿論、弾も沢山あるわ」


 涼子の言葉に正樹は嗤う。


 「ソイツは良い。最高だ」


 「どうする?今日、受け取って持って帰る?」


 「いや、良い。前日に試し撃ち出来るなら別に構わねぇよ……本音は持ち帰って実際に触れて慣らしとかしたいけどな。だが、其れ等を持って職質からの銃刀法のゲンタイ現行犯逮捕喰らったら本末転倒だろ?だから、前日に現地で受け取らざる得ないんだ。俺はこう見えて高校生してるからよ」


 世知辛い事情に涼子は納得すると「なら、前日に現地入りしましょう」と提案。

 その提案に対し、正樹は「了解した」と応じる。

 正樹の銃の問題は一旦は解決した。

 しかし、解決すべき問題は未だ残っている。


 「そうなると現地までの移動手段が問題だな」


 正樹が問題点とも言える現地までの移動を挙げれば、涼子は悩ましそうにさらなる問題点を言う。


 「オマケに私達は書類上は未成年だから外泊も親の同意書が無いと難しいし、レンタカー借りたくても免許が無いから無理」


 「其処なんだよなぁ……割とマジで滅茶苦茶解決しないとアカン問題だよなぁ」


 2人して頭を悩ませる。

 こればかりは簡単に何とか出来る問題ではなかった。

 そんな頭を悩ませる2人は顔を見合わせると、互いに少しだけ嫌そうな顔をしてしまう。


 「頼りたくないけど上に御願いする?」


 「まぁ、必要経費って奴で請求してみて駄目ならスト決行だな」


 そう言う事になった。

 涼子はスマートフォンでタケさんに電話すると、タケさんは数度の呼び出し音の後に出た。


 「よう!助手候補はどうだ?」


 「そんな事より、私と彼を現場まで運ぶ手段を用意して貰いたいんですけどね」


 涼子はそう告げると、タケさんに移動手段や宿泊する為の場所といった欲する物を要求していく。

 そんな涼子と正樹の要望を聴くと、タケさんは快く応じてくれた。


 「お前等の要望は解った。前日の金曜に京都駅に来るまでには全部揃えておいてやるよ」


 「ありがとう御座います。それと、ここ何日か現地上空に私の使い魔を飛ばす事をお赦し戴けると助かるんですが……」


 「俺から話を通しておいてやるから飛ばしても構わんぞ」


 「助かります」


 「じゃ、しっかりな」


 そう言い残したタケさんが電話を切ると、涼子は正樹に告げる。


 「金曜に京都駅に来たら迎えが来る事になったわ。後、宿泊先も確保してくれるみたいよ」


 「良かったぁ……最悪、適当な車盗んで移動する羽目になるかと思ってたからよ」


 「え?車盗めるの?」


 「…………出来ないとは言わないでおく」


 言葉を濁す正樹に涼子は良い相棒を確保出来た事に対し、少しだけ心の中でタケさんに感謝する。

 そんな時だ。

 涼子と正樹のスマートフォンが通知音を鳴り響かせた。

 同時に鳴った事に2人は顔を見合わせると、スマートフォンを手に取って内容を確認していく。


 「どうやら、自己紹介だけで済まなさそうだな」


 「そうみたいね」


 互いにそう言い合うと、2人は立ち上がって空の包装が積まれたトレーを手に席を後にした。

 ゴミを棄ててからトレーをバーガーキングに戻すと、直ぐ近くにある非常口も兼ねた出入口を通ってショッピングモールを去る。

 そして、2人で駅まで進むと東京都内へ向かう電車に乗って目的地まで移動し始めるのであった。




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