第4話
ふたりの先輩フレンド
〇+。-----------------------------------------------
「エン。」
「はーい。」
私は振り向くと、玄関にママが立っていた。
私は今から学校に行って来るのだ。
おっと、チャッピィのごはんの時間だ。
まってて、チャッピィー !
「チャッピィ、待っててね。はい、ごはん。」
「ピキューイッ」
「うんとね、おうち帰ったらいっしょにお散歩行こうねっ。」
「キュッキュッ」
わたしは学校へ着きました。
すると、一人のフレンドがエンの元へ駆けつける。
「エンーおはよーう。」
「あ、セハス先輩、お、おはよう…ございます…!」
「なーにー? いいって、タメ語でぇ。うちまだ小6だし。」
フレンドのセハス姉ちゃんは小学6年生の先輩だ。
それがとっても、気が強くて優しい、お姉さんキャラなんだよ。
「はーい、エン。今日もリトルエンジェルの様に今にでも羽化して飛んでいってしまいそうだよ、はっはっはっ」
ギクッ
「レアン先輩っ ! お、…おはよう ございませす !」
この男の人は、レアン先輩だよ。
気難しい方なの、それに、とっても、ナルシストなんだよっ、優しいよっ !
「レアン、あんたまともな挨拶できないわけぇ?」
「セハス、ユーアービューティフォーオーイェアー」
「意味わかんないわよっ!!」
「う、うう…。」
「あ、あ~、ごめ~ん、エン。あはは。」
「気をつけたまえ、ボクのラバーズ。」
「だーれが恋人よっ!!!」
「うえぇ~ん」
いつだって、3人仲良し、いつもいっしょ。
エンは体が弱いから、よく学校を休む。
そんなとき、セハスとレアン先輩達は、
お見舞いに来てくれたりする。
おもしろいお話しいっぱいしてくれる。
甘いお菓子やケーキとか食べたりして、
時に可愛い文房具を買ってくれたりするの。
セハスとレアン、優しいよ。
大好きだよ
そして、チャッピィもねっ !
「ピキューイ !」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます