第5話 下校

16時、学校のチャイムがなる。

目智貴「創希貫!帰ろうぜ」

創希貫「おう!」

そう、ほとんどの人は俺をフルネームで呼ぶのだ

目智貴「はよ自転車持ってこい」

創希貫「ほいよ」

2人は帰る。

創希貫「なあ、あいつウザくね?」

目智貴「あいつはしょうがないだろ」

創希貫「な、キモイよな」

目智貴「どっか行って欲しいよな」

創希貫「なあ、スーパーでアイス食ってかん?」

目智貴「いいよ」

2人はスーパーによる。そこはここ数年で大きく発展した「南東モール」と言ったショッピングモールだ。その中の「ナインズ」というお店の前に「18」と言うアイス自販機がある。2人はそこに行った。

創希貫「俺はいつものなんで」

創希貫はいつも買ってるソーダ味のアイスを買った。

目智貴「創希貫」

創希貫「ん?」

目智貴「奢って」

創希貫「嫌に決まってるだろ」

目智貴「いいじゃんちょっとくらい」

創希貫「嫌だ」

目智貴「仕方ないな」

目智貴もアイスを買った。2人は近くのベンチに座る。目智貴はスマホを見て指さす。

目智貴「これがこいつのアカウントな」

創希貫「うぉ!まじか!」

2人はアイスを食べたりゲームをしたりで楽しんでいる。すると創希貫は、

創希貫「ちょっと待て、いいメロディが浮かんだ」

目智貴「はいよ」

創希貫「…」

目智貴「…」

創希貫「…」

目智貴「…」

2人はアイスを食べ終わり、近くにある書店「KITAYA」に向かう。本を選びながらも2人はしばらく無言、てか創希貫が喋らない。こんな日常を下校は二人で過ごしてる。

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