散文的ひとりごと
@ryumei
第1話 蜘蛛の糸
お上とお上が果し合い
その間に板挟み揉まれ
硬直しつつも
近い未来の状況の崩落は確定的となる
沈む船とともに沈没も一興と
思ってはいたが
現実はそんな甘美な破滅イメージも吹っ飛ばす
暗澹たるただの衰退に過ぎない
そんな中
己の身をどう処するか
こんなことは
どこでも起こっているであろうし
また
国家なり世界なりが直面している
現実でもある
巨悪と搾取に囲まれながら
震える足で
なんとか冷静を保ち
立っていたいと願う
想像することは危険なのに
想像力は問われる
さながら蜘蛛の糸の上の綱渡りである
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます