クイズ用語集 for『高校生クイズプレイヤーの僕がクイズ王になるまでのお話』

未月キュウ

あ~お

・青問(あおもん)

 クイズのジャンルの1つ。漫画・アニメ・ゲームなど、サブカル問題が主となっている。ゲーム『クイズマジックアカデミー』において、このジャンルのイメージカラーが青色であることに由来。同様の理由から、芸能ジャンルを「緑問」、スポーツジャンルを「赤問」と呼ぶこともある。このジャンルの愛好家も多く、ジャンル限定の大会も開催されている。


・アタックサバイバル

 クイズルールの1つ。初めに一定の持ち点が各プレイヤーに与えられた状態でクイズを開始する。正解することで他者のポイントを削ることができるが、誤答すれば自身のポイントが削られる。0ポイントになった時点で敗北となる。


・up-down(アップダウン)

 クイズルールの1つ。正解で+1ポイント。誤答は1度目でポイントが0に戻され、2度目の誤答で失格となる。規定ポイントに到達で勝ち抜け。3Rで実施されることが多いが、その中でも「最も誤答に厳しいルール」と称されることが多い。「うぷどん」と呼ばれることも。


・アド

 アドバンテージのこと。特に2Rにおいて、ペーパークイズの上位の者に初めから与えられている○のことを指す。例えば、3○が与えられている場合は3アドと呼ばれる。


・アレの名前

 日常生活で見かけるけど名称が知られていないもの(食パンの袋を綴じるアレ、消しゴム付き鉛筆の消しゴムと鉛筆を接続しているアレなど)の名前を問う問題ジャンルのこと。クイズをやっていない人に「何か問題出して」と言われた時に話のネタになりがち。ちなみに、例として出したアレの名前は、それぞれバッククロージャーとフェルール。


・ウィニングアンサー

 クイズ大会において、優勝者が決定した解答のこと。W.A.と略して呼ばれることもある。誤答失格で優勝者が決定した場合は存在しなくなる。


・嘘問(うそもん)

 嘘が含まれた問題のこと。作問の際、ネット上などの嘘情報を鵜呑みにしてしまった結果、出来上がってしまうこともあるので細心の注意が必要となる。


・裏取り(うらどり)

 作問の際、拾ってきた情報が事実であるかどうかを確かめること。嘘問を作らないためにも重要となる。


・n○m×(エヌまるエムばつ)

 n問正解で勝ち抜け、m問誤答で失格というシンプルなルール。5○2×(ゴノニ)、7○3×(ナナサン)、10○4×などのルールが一番バランスのいいルールとされているが、誤答罰が緩い10○10×や、誤答罰に厳しい10○1×などのルールも存在する。


・n○m休(エヌまるエムやす)

 n問正解で勝ち抜け、誤答はm問解答権剥奪というルール。


・エントリー

 クイズ大会に参加を表明すること。主にネットで実施される。クイズ大会によって参加人数の定員が設けられているが、それを飽和した場合は、先着順、抽選、近似値クイズなどで参加権の有無が決定する。


・エントリーリスト

 クイズ大会にエントリーしたプレイヤーがまとめられたリスト。スプレッドシートの形で公開されることが多い。記載される内容は、在籍する学校と学年(社会人の場合は出身都道府県)、ハンドルネーム、意気込み等であり、本名等の個人情報は明記されない。


・オープン大会

 クイズ大会の中でも、誰でもエントリーができる、レギュレーションがフリーであるもの。「フルオープン」とも。


・押し負け(おしまけ)

 早押しボタンを押したものの、他の人に先に押されて解答権を奪取できなかった状態のこと。

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