普通なら交われない2人

千香

出会い

第1話

静寂桜しじまさくら21歳私は、彼氏と別れて一年以上経つが忘れずにいた。怒られてばっかりで嫌気を差した私は賑やかなバーに寄ってみた。

しばらくして、酔いも周りもう一杯飲もうとしたその時、「1人は危ないよ?ここは特にね。」

声をかけてきたのは、今まで出会ってきた男性と違うタイプでとてもいかつくて強面だった。まるで映画やテレビでしか見ないようないかつさだった。私は、ある映画を思い出した。けど、どこか彼を見ていて私は、思わず

「凄いかっこいいけど名前を名乗りなさいよ。」

彼は、豆鉄砲を食らったような顔してからニヤリと笑っていた。

「あー、れいって事でそういうお姉さんは?」

「桜よ。タトゥーとか入れないの?」

気づくと私はしゃべていた。

「今のところは予定無いかな。てかさ、家に来ない?ボロアパートだけど」

流れで一緒に麗の家に行くことにした。

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