「自分の機嫌は自分で取る」という複雑な心象を生む言葉

第1話

よくXで「自分の機嫌は自分で取る」と言う言葉共にハーゲンダッツ、コンビニスイーツ、ラーメン大盛り、業務用アイスのチョコスプレー限界がけなど。

食べ物や好きな事で自分を充実させて、ストレス緩和しているポストをたまに見かけるんですが。

わたくし、思います。

「そもそも、なんで機嫌損ねたん？」

……だって毎日変わり映えがしなくても幸せならオーケーじゃん。「機嫌取る」行為いらないじゃん。

もし会社の人間関係が上手くいかなかったりママ友と衝突したり姑や舅がウザくて、「心に損害」を受けてみずから機嫌を取ろうと努力してるなら。

それって、わざわざコッチが負担してモチベーション戻す筋合いないというか。

上手く言えないけど、結論！　他人が原因のときは他人がコッチに尽くしやがれ！　性格と言い方と人当たり改めろや、ばーか！！

みたいな。

明鏡止水はずっと、この「自分の機嫌は自分でとる」に納得がいかなかったんです。

ただ見方を変えて見て。変わり映えのしない日々に鬱屈して、不貞腐れる、あるいは沈みそうな自分にご褒美をあげるポストならバリバリ納得。

むしろみんなそう言うつもりで行動を取ったのかな。

それだったら読解力が及ばなくてすみません。

ずっと自分で機嫌をとる人達を。

（……大人になったからって自分で外部からの圧力を解消しようとするの、やるせないだろ）

と一方的な見方しか出来なくてすみません。

日々をもっと、毎日をいつも機嫌良く過ごすためにアップルパイやアイシングクッキーや羊毛フェルトの作品作る人もいるよね。

私も特に何もない人生に嫌になって不貞腐れそうになったり、周りに八つ当たりしそうになったら。

うーん、なにかしよう。

なにか。