Liebe Gewirr

@pianopop

第1話 Unknownllyn Quantitainys Prologvus

 そろそろ期末テストに差し掛かる6月下旬。傍に小川が流れる私立高校に苛立ちを覚えてきた。私、水島あおいは高校三年生。毎回学校がだるいと思いながらなんだかんだ登校している。でも学校につけばそんなことは忘れてしまう。みんなもそうかもしれないけど。特に私は。そう彼女がいるのである。名前は二条しお。黒髪ロングめちゃめちゃ清楚、私と同じくらいの身長で綺麗な顔立ち。出会いは2年の秋。体育祭委員会で準備会のためグラウンドで作業をしてた時、飾り付けをしている彼女を見かけた。その時はすごいかわいい子だなって思っただけだけど、3年で同じクラスになって席が近かったから仲良くなった。私は男子より女子の方を恋愛対象と見てるらしくて今月の頭に告白して付き合ってもらった。本当に最高で適当に冗談言ったり音楽が好きっていう共通点があるし、でも彼女になったすぐはなんかちょっと気まずさがあったかも。やっぱパートナーの関係って意識しちゃうとね。でも最近はそういうのなくなってきたから大丈夫。

 4時間目がおわって昼休みになった。いつも通りしおとご飯を食べる。

「ねぇ、このテストが終わったらディズニーいこうよ」

しおが言った。とてもいい提案だった。

「いいよ。テストがんばろう」

 それからあっという間にテスト週間になり、あっという間に全部の教科がおわった。勉強しようっておもって椅子についても結局、スマホをいじっていてあまり勉強できなかったが参考書を常にやっていたので上位にはいけた。も私と同じような感じだった。

 ディズニー当日の朝がきた。いろいろ準備してから電車に乗った。途中の乗り換えで と合流して目的地まで。比較的早めだったのですんなり入場できた。

「今日のしお、まじかわいすぎる……」

「あおいも最高かわいい」

最高かわいいって言ってもらえるの至高…、とのろけた後、カチューシャを買い、いろいろ話しながらアトラクションを回った。スペースマウンテンやプーさんのハニーハント。中学生ぶりってのも合ってすごい楽しんだ。お昼はハンバーガーを食べた。食べているテーブルの近くに鳩がやってきてかわいかった。

 いつの間にか夜のパレードの時間になっていた。様々な色に照らされたシンデレラ城を背景に音楽に合わせたダンスなどを見た。パレードが終わった後、二人で今日のことを振り返りながら岐路についた。

「ジェットコースターものったし、チュロスも食べたし。それをしおとできてまじ幸せ」

「私もだよ。一生忘れないからね!」

そういったあと一回キスをした。街灯の元で手をつないでのキスは周りから見てもロマンチックさが伝わった来るだろう。


しお別れた後の電車に揺られている私はさぞかしニヤニヤしていただろう。今日の出来事をずっと頭の中で咀嚼していたからだ。

「今日はありがとう。最高だった。写真共有しとくね」

と彼女にラインをした。

その時誰かから声をかけられた。

「あおいちゃん?」

上を見上げるとクリーム色の髪をした綺麗な女の人がいた。三波になだった。彼女は小学生高学年から中学生のときまで一番仲の良かった友達であった。しかし前はもっとおとなしいような雰囲気がしていたが今はそんなことなさそうだった。垢ぬけて可愛くなってるというか、ザ陽キャといった感じの外見。嬉しいのと同時に、自分には 以外でろくに話せるの1人は2人しかいないなっと思いダメージをくらった。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

Liebe Gewirr @pianopop

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ