0分の1のオルゴール

日明かし人

第一話 水面下での邂逅

朝起きて後ろに括り縛っていた黒髪を横に流し垂らす。

それから手の感触があるかどうか、ここは本当に見慣れた場所なのかどうか自分は今日も焦りを感じながら何度も辺りを見回す。


いつも通りなのか否か。目はちゃんと開けているかどうかと藍色の瞳を、鋭い眼孔を目ぇいっぱいにパチパチする。

不安のせいなのか息はあがり途切れ途切れ、手もヒドく寒く感じてしまう。


其れでも今日も学校がある。はぁーと、目を瞑り俯きながらも何処か憂鬱な溜息と少し楽しみな気持ちを吐き出しベットから降りようとすると息がヒドく白い色をしていることに気づいた。


ん―、部屋はこんなにも生暖かい。まさか。


不味いッ! と冷や汗をかきベッドに足をぶつけながらも温いベッドから飛び出した。その間ずっと誰かがいるような気配もした。


自分が走り出すと其れは誰かに後ろから追われているような気配なのか錯覚なのか分からないものに変わる。そして外の天気が急激に雨に変わったのか雨音がザーッと鳴り始めた。


その変われることがどれだけ恐ろしいことなのか脳が理解を拒絶しつつも歩みを止めずこれでもかというほどの急ぎ足で白く凍えそうな息を吐きながら階段を駆け下りる。


下りた先で自分がふっ―と顔を上げると家には誰もいなかった。其れに心はギュッと締め付けられ、何とも言い難い気持ちになる。


其れでも⋯自分は切り替えなきゃいけない。


自分は更に気を引き締めて走り出し急いで昨日買ったローストチキンパンを掴み取った。袋から取り出し袋はゴミ箱に、だなどと悠長なことを言ってる暇はないので床に投げ捨てパンを口にがっつりと咥える。


驚いた拍子に口を開けてしまわないよう口を固定する為でもある。あと朝食が未だっていうのも勿論あるけど。


こんなことはいつものことだ。急いで玄関へ走り抜こうとすると―天井が崩れ落ちて来るのが見えた。


ちっ、毎度の如く壊しやがるのはいい加減やめて欲しい。


そう舌打ちを心の中でしながらも支度一式セット鞄と学校の鞄を取―届かない、少し遠い。上からは瓦礫。ッ間に合わない?


――ならば、と思い立ち直ぐに自分は身体を斜めに捻りながらも鞄をすかさず一つ玄関に向けて投げる、そしてその体勢から足を取っ手目掛けて振り回しそのまま弧を描いて身体の向きにある玄関目掛けて一片足投げ。


見事、玄関のドアにぶち当たり鈍い音がした後そのままドア近くに落下してくれた。


よかった⋯。なくなったらどうしようかと。


少しの安堵も束の間だ。後ろから迫り来ている気配がする。自分は急いで落ちている鞄を掴み取り目前にある玄関へのドアを開け、ピシャンとまた急いで閉じた。


危なかった⋯。最悪、死んでいたどころでは済まされなかった。


ふと自分は考え込む。幸いにも、ここは玄関。其れに玄関は守られている。まぁ、兎に角安全のハズ。後ろからドアを叩く音がしてようとも―多分安全。


そう思いながら、靴を履きいつでも出れるようにとローストチキンパンがつきそうな距離でドアの前に自分は立った。


問題はここを出てどうやって学校へ行くか。振り切って走れるだけの体力があればいいが―。


今、自分の口にはローストチキンパンが。


息がもたない可能性が高い。かといって急いで食べるだけの余裕があるか―と言われれば当然ない。


でも昨日ウキウキで買ったローストチキンパン。もしチキン部分だけでも落ちようものならその途端自分は崩れ落ちるだろう。


だからそんなローストチキンパンを犠牲にしたくはないけども其れをしてでも自分には学校に行かなきゃ駄目な事情がある。


だけどもローストチキンパンも食べたいのだ。


―ローストチキンパンを咥えたまま振り切らなければ。


途中でローストチキンパンのロースト部分が落ちる可能性もありはするのが悲しい事実。


すると突如ドアが目前に迫り驚いた拍子にローストチキンが空を舞った。そして近くにい過ぎたせいか、自分の頭から鈍い音がした。そして自分はよろけて意図せず四歩後ろに下がった。


「い―」


「こんにちはー。家紋かもん あやさんのお宅はこちらであっているでしょっか?」


気づくとローストチキンは自分のパジャマにべったりとくっついていた。


「あ、ローストチキンパンのロースト部分が⋯。」


嘘だ⋯。これじゃあタダのパン。


「え、頭から血⋯? パジャマにはお肉が? ⋯⋯駄目です。ちょっと頭が追いつきそうにありません。でも―すいません! ほんとに!」


ショック過ぎて思わず俯いた。ローストチキンが⋯、ローストチキンが⋯⋯逝ってしまった。今日はなんて日だろう。


「すいません⋯。」


タダのパンとなり、相棒であったハズのローストチキンがいなくなり⋯⋯。


このパンは一体どういう気持ちだろう。


「はぁ。ローストチキンの気持ちが分からない。」


「あの、すいま゛せ゛ん!」


突如、耳元で大きな音―いや声が聞こえた。ふと目線を上げて声の出どころを探そうとすると、濡れ濃藍に灰を混ぜたかのような髪を短く後ろに括り何処かへいざなわれそうな程に漆塗りのような艶がかった黒い目の人懐っこい顔をした見知らぬ男がうちにいた。


うるさいしこわ過ぎる。


「不法侵入者が、うちに何の御用で?」


苛立つあまり、失意のあまり、怖いあまりうっかり言ってしまった。だが、相手が不法侵入者なのも事実。こんな灰がかり藍色頭の知り合いはうちにはいない。


「失礼しましたー。ですけど不法侵入者ではありませんよ。俺、ちゃーんと許可とっていますから。」


にっこり笑って目の前の男はグーにした手をパーにし手の平を此方に向けに突然何処からとも無くデカくゴツいあの鍵を中指に引っ掛けた。


鍵? なんてことを! ⋯⋯仕方ない。相手の意図を探るしかないか。其れにしても―


「おぉ。それ⋯手品?」


「いいえー。其れと頭、食べ物。色々すみませんでした!」


と、突如地面スレスレまで勢い良く頭を下げるものだから内心困惑中である。


「⋯? そのこと? あれは自分が近くにい過ぎたせいだから全然気にしないで?」


「うぅ、いやでも俺⋯。」


「いいから。」


今度は仔犬みたいにしおらしくなった。色々聞きたいことがあったのになんだか聞きづらい。


「うぅ、もうやけです。すぅ―あなたお困りでしょ?」


もう仔犬にしか見えなくなっていたのに今度はやけに真剣な目で此方を見据えて言うものだから、自分は思わず不安になった。


「ねぇ―」


「あ、伏せてください。」


伏せる? ―疑問に思った其の瞬間。うちの玄関が、いや家が全て崩れ落ちてきた。家が――破片はパラパラと。塊は真っ逆さまに頭上に。


「ヒュッ」


今自分の口から声が―? あ、これ―死ぬ。死ぬ、そのたったの二文字が頭の中に浮かび上がる。


すると突然視界が気持ち悪いほどぐるりと回り


「ふぅ、大丈夫ですか? ん、あーコレは⋯。暫く学校にお泊まりにでもなりそう、ですかね?」


そう言って片手は雨風に揺れる髪を抑え、腕一つで自分を抱えた男は此方を覗き込みしっとりと髪を雨風に揺らしながら何処か楽し気に目を細め笑っていた。


其れが何故だか綺麗に見えた。


チラっとドス黒い影が自分の視界の端に映り込む。


「危ない!」


気付いたら声が出ていた。


「コレ、お借りしますねー。」


其の瞬間、男は自分のパジャマについていたローストチキンを手で掬い上げ影に向かってコイントス投げをした。


自分でも何を言っているのか分からない。けれどコイントス投げでドス黒い影をじゅわりと溶かしたのだ。


なんって奴だ! でも―


「ね、困っているでしょ?」


鍵。手品じゃないナニか。コイントス投げ。自分はこういった日を、知ることが出来る日を待ち望んでいた⋯と思う。だから嬉しいハズ。


けれど、それよりもまずお礼を言わなきゃいけない。それと愛するローストチキンへの疑問も。そう思っていると男は自分をそっと降ろした。


「⋯助けてくれてありがとう。でも何故ローストチキンコイントス投げを?」


「あぁ、そりゃあすいません。手元にあるものがこの鍵しかありませんでした。この鍵を―投げるわけにもいきませんし。」


そう言ってチャリ⋯と先ほどと同様何処からとも無く鍵を出して自分に見せる。狙われていることを知ってそうな口ぶりだ。もしかして自分より何か知っているのか?


鍵は三つしかなかったハズ。で、其の内一つは自分のパジャマのポケットの中。残り二つのうち一つは学校に預けてもう一つは亡くなった親が親戚に預けていたハズ。


この家の鍵は何故か分からないけどさっきのような奴らに狙われているから厳重に保管している。親も厳重に保管しろとしつこく言ってきた。


でもそんな親は奴らに殺されてしまった。親自身も元々いつか死ぬかもしれない。そう覚悟していた。


していたとはいえ、いざ事が起こって冷静でいられるか復讐心が全くないかと言われれば嘘になってしまう。


だから死ぬ思いをしようが自分は鍵を一つ手元に置いていた。勿論、生きて色んな世界を見たいという類いの欲求も自分の中に存在するだろう。


恨みと好きである心が両立しているからかヒドく複雑な心境だ。


他にも奴らに乗っ取られ、自分の意思がないまま何処か映画を見ているような他人事のまま人生を生きていた人も沢山いる⋯⋯。


自分がいるのは、そういう学校だ。だから、聞きたい。その鍵は、どうしたのだと。自分は猫を被って笑顔で口を開く。でも、目は⋯笑えているかどうか分からない。


「その鍵、どうしたの?」


「あぁ、学校から⋯預かりましてねぇ。」


「なるほど、学校から。」


嘘だ。けど目前の男は何の為に? だって学校が鍵を先生に預ける時は交代制。一見ランダムに見えるその交代制は実はある程度決まっている。だから、この男の言っていることはどうも噛み合わない。


其れを知らないということは鍵を誰かから奪ったか、四つ目の鍵があったか。其れとも鍵が実は三つとかそういう数ではなく単純に元から沢山あってうちで保管していたのがそのたった三つだった可能性も存在するし⋯。


そもそも何の為に自分の家へ来たのだろう?


「どうして此処へ?」


「⋯実はぁ。」


何故か目を逸らしながら申し訳なさそうに言った。自分はどうしたんだろうという不思議に思う気持ちとあんな凄い人が目を逸らしてしまうものへの興味心でゴクリと喉を鳴らしながら息を呑んだ。


「俺、昨日学校で手続きをしてその最中、寮が空いてないから誰かの家に住んでくれって。」


へ? え、それ大丈夫? 色々と。そう自分が思うもこの男は続ける。


「そしたら生徒の資料を先生が手を滑らせ落としちゃいまして。そこで偶然、あなたの資料を見ましてね? あ、これは困っているだろうなぁーと思いまして。」


⋯。


「俺、お願いしたんです。この人の家がいいですって。」


は?


「そしたら、先生駄目ですって言ったんです。」


そりゃそうじゃない? 家賃とか―それに自分、こんなナリだけどコレは動き安さ故で一応女だから。そう女子力に不安がある為か何処か言い訳をしてしまった。


「だから、俺は無断で鍵を持ってここに来たわけなんですけど。」


え、無断? 許可をとったと言っていたのにまさかそれが嘘―。と、同時に言葉にならない思いが込み上げて来る。


そう、だって―。


「何やってるの、この男。鍵は―一カ所に集めたら余計、寄って来るんだよ? 下手すりゃ死ぬっていうのにホントに何やってるんだろ、この男。」


奴らは鍵目掛けて一直線で来るけど、それと同時にそれを意図せず邪魔するような仕草をとってしまった場合、最悪死ぬ。そして死人も出てしまうだろう。


勿論、そんなことは滅多にない。いや、なさ過ぎて逆にやる人がいたら凄い。奴らは知恵もあるし、やる人がもしいたら好奇心で首を突っ込む人だろう。


「んふふっ。そんな風に怒れるんですね。俺、もっと静かな人かと。」


目元は柔らかく、楽し気だ。なんだか焦っていた自分が馬鹿みたく感じた。


「ごめんね。煩かった?」


「いいえー、そういうところもいいと思いますよ。」


「そ、そう。」


何か楽しそうで呑気な人だな。


「なので今日は! お空でお泊まり会か、学校でお泊まり会になりますよー。」


「え⋯、急。自分に拒否権はないの?」


「問答無用! 行きましょっか? 知りたいんですよね?」


何で、知って―。


「鍵。学校。家の謎。生きる為に知識は重要となります。俺、ずーっと同世代の友達がいなくって⋯⋯。ふふっ、友達になりません?」


濡れた髪が更に鬱憤とした雰囲気を放ち、でも何処か艶やかで此方の目をじっと覗いていた。何処か寂しそうな男の様相に自分は目が離せなかった。それと同時に男が言った言葉が何故か自分にヒドく重くのしかかる。


突如、目前の男の影から視界の端に一瞬チラっとドス黒い影が二本伸びているのがみえた。


やっぱりこの男は不安だ。


「みましたか?」


「⋯うん。」


「やっぱり友達になりましょう。」


「⋯いや、そこで友達になりましょうは怖い!」


思わずツッコミを入れてしまった⋯。


「じゃあ、どうすれば友達になってくれるんですか!」


「普通になればいいんじゃ? そんな儀式でもあるまいし。」


またまたツッコミを⋯。


「儀式⋯。なるほど、名前を言い合えばいいんですね!」


「いや、だからそういうわけじゃ―」


「そらそうですよね。名前を知らないと不安ですモンね!」


「いや待―」


「俺の姓は内海うつみ。名はじゅんです。合わせて内海 淳です! これで友達ですか?」


そう言った男―内海 淳に自分は気が遠くなった。思わず上を向き、いつの間にか晴れていることに気付く。


あぁ、学校遅刻だな。これは。


「友達⋯ですよね?」


其れがなんだか学校で飼っている仔犬のパンちゃんが落ち込んでいるように見えて⋯⋯。仕方なく溜息を吐きながら返事を溢した。


「友達だよ。そう思うのならね。」


「え、ちゃんと友達ですよね? あ、もうこんな時間。学校に―いやでも鍵も集めたいですし。んー、そんじゃあ⋯お泊まり会しましょっか。」


何で、急にお泊まり会と?


「お泊まり会ですよー。お泊まり会ぃ! ハッ、ひょっとしてお泊まり会を知らないんですね?」


え、いや知っているけども―


「お泊まり会は青春のひと時の一部でもあります! だから、学校にいる人集めてみんなでやりましょーよ。ね、ねっ?」


―先ほどとは一転。内海 淳は急にガラリと態度を変え目と鼻が当たるんじゃないかというほど距離を詰めて自分に聞いてくる。取り敢えず言わせて貰おう。


「いや、近い。近すぎる。」


「あ、すいません。つい楽しくなってしまいまして。」


何だかひょうきんな態度がずっと寂しかったのを誤魔化しているようにも見えてきてしまうのは何故だろう。


何だかなぁ⋯⋯。


そう思った自分はそのひょうきんっぷりに乗ってみた。そう、憎たらしいほど綺麗な顔の両頬を引っ掴んでみたのだ。其れに自分からすれば、色々と聞きたいことも多い。だから―


「何故、鍵を集めるの! 何故、お泊まり会に其処まで拘りを持っているの!」


「そらそうへしょ。とひうかはなひてくだひゃい。話せま゛せん!」


「あ、それもそうか。ごめんね⋯。」


「いったぁ⋯。大丈夫です。う゛う゛ん。聞いた話によれば、鍵はですねー集めてこそ真価を発揮するんです。なんせ、鍵ってモンは元は教科書にも載っていないある天才が作り上げた一つのオルゴールのようなものらしいですからね。其れを俺らはこう呼んでましてね。01と。」


そうペラペラと話をし始めた内海 淳。本当に天才なのかすらも自分たちからは分からないし努力の天才かもしれないのに人はどうしてこうも何でも天才だと言いたがるのか、俺らってどういうことなのか、色々と言いたいことはあるけど⋯。


「0分の1なら存在ってことにならない?」


「はい、なりますね。俺も気になって聞いたんですが鍵は実体を持っているのに―オルゴールは存在しない可能性が高い。そう言っていました。」


ん?


「つまり、何も分からないということなの?」


「そうかもしれませんね。」


「えぇ⋯。いい加減な。」


「あともう一つ疑問なんだけどあのゴッツイ鍵が実体のないオルゴールみたいのに入るの⋯⋯? というか入るとかあるの?」


「同感ですが、入るらしいんですよ。鍵があれば当然鍵穴もありますよね? 多分、そういうことです。」


「テキトーに言ってない?」


「いや、だって分からないことを聞かれてもこんな風にダラダラと述べるしかありませんからね。」


いや、分からないなら分からないでいいよ。


「で、どうして集めるのかと言われれば集めたら分かるとしか言えません。まァ、最もあんなもの手元に置いて集める奴がいたら死に急いでいるようなモンですけど⋯⋯。」


え、其れってさ―


「そう、今の俺たちの状態というわけです。」


と、示し合わせたかのようなタイミングで笑って鍵を見せる内海 淳。


「じゃあ今の状態は―格好の餌ってことだよね?」


「手をお取りください。」


と言いつつも自分の手を勝手に取り、何時ぞやの如くお姫様抱っこをしているのに言った意味はあったのだろうかと疑問が残る。


「逃げましょっか、学校に。」


崩れ果てた家を背に走り出した内海 淳の後ろには既に「おいしそう。」「ちょうだぁい。ちょうだぁい。」「わたしがいちばん。」「格好付けかよ。」「死ね、死ね、死ね。」といった声が、有象無象が集まっていた。


その声を聞いていると、まるで鍵の方が彼らを狂わせているかのようにも思えてきた。


ふと更に後ろを見ると、有象無象は玄関だった残骸には近寄っていなかった。


推測だけど合っていたみたい。玄関だった残骸には何故か奴らは近寄れない。けれど壊せはする。確信出来て良かったかもしれない。


「あ、そういえばもう一つ言い忘れてました! あなたの家は一応仲良くやってるらしいですが、俺らのとこは普通に鍵を奪い合っているので気を付けてくださいねー。」


え、奴らと鬼ごっこプラス人にも追われるの?

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