第3話 お母さんみたいな役割☆

共同生活初日


「人の神様ってどういった事をする神様なの?」

『ウーン生活を手助ける仕事だからお母さんみたいな役割☆』

「おおおお母さん!?」

『ん?嫌?』

「いや…嫌っていうわけではないんだけど…」

みなちゃがお母さんとか幸せというか…なんか恥ずい!!!

『“恥ずかしい”かー』

え…?

「心…読めるの?」

『うん、知られたくないような事は読めないけど…』

「じゃあ…俺の名前も…?」

『うん、知ってるよ。骸示狐梠…ころりん…だよね?』

神様って…心読めるのかよ…!!!

『ころりん大丈夫?』

「うん大丈夫…ってもう学校に行く時間!?早く準備しないと遅刻する〜!!!」

『あ…もう準備したよ』

「え…あっ…ありがとう…」

そうだった…みなちお母さん神様だったわ…

『行ってらっしゃい!』

満面の笑顔で俺を見送る

「…行ってきます」


夕方


「ただいま〜!みなち〜ご飯ナニー?」

『あっ!おかえり~今日はころりんの好きな…』

ゴクリ…

『唐揚げ・クリームコロッケ・野菜スープ!』

「やったー!」

俺が何故こんなに明るくなっているかというと…


学校


みなちの前ではいつも軽い感じだけど…

「かみなちの前にでも軽くなっていいのかな…」

俺は悩んだ こんな一分で答えられる問題みたいな事にとても悩んだ


下校


結局決まらなかった とうすれば…

『大丈夫だよ!明るい感じでオッケー☆』

後ろからみなちの声が聞こえた 今のは…

「まあ…かみなちでも同じみなちなんだもの…アカゲンで…いいよね!みなち…」



今でも俺はみなちを守りたいと思ってる

なんたって俺達二人いれば

「最強だから!」『最強だもん!』

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