またいつか

茶渋るる葉

第1話

世界に向かう日へ

その刹那を超えて

まだ声の在処を探している

どうすれば未来に行けるかな


世界に向かう日に向けて

また声を探してる

どれだけの時間があれば

それは居場所になって

それを愛せるだろう


物語を超えて

悲観している毎日が

私の心なのかななんて

どこかわかって行くような

ようで


ただ伝えたい

その大切な

誰かのメッセージさえ

どれも同じように

何も感じない


私はどこか壊れてるの

それともみんな孤独なの


見えない景色を

掴むように

また白昼夢を見ては

過ごしている


でもそれでも

同じ


何度だって孤独しかわからない

これが全てなんですか

誰も知らないんですか


ただ凍えてる手を握っているのは

自分だけ

これ以上、触れたら

最後だよ


砕けそうだよ


いつか木漏れ日は

優しさは

訪れますか


これ以上、彷徨いたくない

誰かに会いたい

道は続いていますか

誰かいますか


この声は作り物ですか

それでもわかってくれますか


枯れてしまう前に

いつか咲けますか


閉じこもるような蕾だと

いつか開くと

それまでそばに居てくれますか


たった一つでいい

何か分け合いませんか


そんな夢でいいから

せめて今だけは二人で居させて

残りの未来は一人で行きますから


ありがとう。

さよなら。




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