バイト先
第3話
アオイは「あ、姉ちゃーん」と手を振った。
え?ぽかーんとしたナオだが、周りは納得したようだった。店長に「なになに?弟さん、来てるの?あら、イケメン。行ってきなさい」と言われた。
ナオはアオイに「どういうこと!?」と言った。アオイは
「ナオは、俺に対して屈託なく話してたからさ、それに心配もしてくれたし。お返しだよ、それで、なに?どうしたの?その顔」と聞いてきたから、
だってあの群衆よ、SNSに何書かれるか分かったもんじゃない!そう言うと
「じゃ、俺が紹介してやるよ、新しいバイト先」とアオイは手を差し出してきた。え?
「ていうか、バイト掛け持ちっていうのも気が引けるから全部辞めな」とも言われた。はぁ!?
ミナトは心配したが、ナオが「大丈夫だよ」と言っても聞かなく、仕方なくミナトを連れてきた。怒られるかなと思ったが、アオイは快く受け入れてくれた。
ミナトは、アオイの家で可愛がられた。アオイの顔は複雑だった。
ナオは、アオイのお母さん・ナツミに「ナツミさん、すみません」と言った。すると、ナツミは
「ナオちゃんはいつも礼儀正しいね」と言った。
ナオは、ミナトに「いい子にしてられる?」と聞き、ミナトがうなづいたので、アオイに付いていくことになった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます