第4層 姉のお迎え

姉鬼はやめてくれ姉鬼はやめてくれ姉鬼はやめてくれ姉鬼はやめてくれ姉鬼はやめてくれ姉鬼はやめてくれ姉鬼はやめてくれ姉鬼はやめてくれ姉鬼はやめてくれ姉鬼はやめてくれ姉鬼はやめてくれ姉鬼はやめてくれ姉鬼はやめてくれ姉鬼はやめてくれ姉鬼はやめてくれ姉鬼はやめてくれ姉鬼はやめてくれ姉鬼はやめてくれ姉鬼はやめてくれ


そう思いながら、俺は必死に土下座をする。

俺の中での姉鬼は酒呑童子でさえホコリのような鬼畜姉なのだ。

それは何年閉じこもっていても思い出すと怯えてしまうようなぐらい俺を縛っていた。

もう、何年も閉じこもっているしもう姉鬼にも叶うようになったと思ったのだが...


「無理無理無理!」


姉鬼も強くなっているようだった。

俺は戦おうとしていたが、その戦いを投げ捨てて家に帰ってきた。

しかし、そこには...


ズドーン!


もうすでにボスを殺していた姉鬼がいた。

だが、そんな姉鬼でも時間はかかったらしい。

いつも俺が戦うときは20秒で終わるのに対して、上に書いてある時計には5分と書いてあるのだ。

しかし、普通に戦えば勝てる相手とはいえ、相手は姉鬼なので体が怖気ついてしまう。


「おー!元気にしていたか?」

姉は、気軽に聞く。


しかし、俺は最悪の気分だったので、

「ぜんぜん元気じゃないよ!誰かさんのせいで!」


しかし、姉は、自分のことではないと思ったようで、

「一体誰が私の可愛い弟をいじめたのかな?」


と、言うが俺はさらなる反撃をする。

「あんただよ!ブーメランも飛んでいく前に刺さってしまうレベルであんただよ!」


そしたら、姉は驚いた様子で

「はぁぁぁ?」


あんた、今まで気づいてなかったんかい!

そうして俺は姉鬼と再会したのだ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る