第100話

4校の総長として君臨することになった私は、


その見返りに色々なものを敵に回すことになる。




美形の4人を寝取ったと嫉妬に狂う女共、


私という女の力に嫉妬する男共、


そんな対私を目論もくろむグループが結成され、4校の生徒を人質に私は一度捕まったことがある。



それが1年前の事件。





下着も無く丸裸にされ、髪もめちゃくちゃに切られた。




でも私は総長。


年齢だって皆よりも年上。


別になんてことはない。




縄で縛られ身動きが取れない中、殴られるわ蹴られるわ、


全身に煙草の火を押し付けられた。



ほんと笑える。


そこまで私をねたんでいたなんて。



嫉妬と妬みほど人を狂わすものはないと、その時ほど実感したことが未だかつてあっただろうか。



私はただひたすら彼らにガン垂れて、泣き言どころか叫び声一つ上げなかった。


さすが私。


自分で自分を誇りにさえ思った。



でもそれが彼らの加虐心に火を付けたらしい。



挙げ句の果てには口の中に吸殻と灰を流し込まれた。

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